【映画】ボス・ベイビー(吹替版)【感想】
「受け取れ!これが解雇手当だ!」
2018年3月公開。ドリームワークス・アニメーション製作のCGアニメ映画。
以前から何か映画を観に行く度に宣伝が流れるので気にはなっていたのだが、時間も取れないしなぁと放置していた。
しかし黄金週間に入っても、まだギリ上映していたので観に行ってきました。朝一の回に行ったら、俺も含めて3人しか客がいなかったぜ……。
字幕版の上映はもう終わっていたっぽい?ハナから選択肢に無かったので気にしてなかったけど……。
パンフレットを買ったときに一部で良いか確認された。いつもはそんなん聞かれないのにな?
冒頭には本編とは全く無関係な短編『ビルビー』を上映。教育テレビでやっていそうなほんわかした内容かと思いきや、天丼ギャグを含んだ一大クライシスムービーであった(誇張表現)
観終わった後、ビルビー良い奴かよ……(呆然)ってなりましたね。
さて、本編。両親の愛を一身に受けて育ってきた少年ティム。ある日、そんな彼の前に弟がやって来た。両親を取られてしまったと感じたティムは弟の秘密を知ってしまう。彼は重大な任務のためにやって来たビジネスマンだったのだ……というお話。
てっきりおっさんが赤ちゃんになっている、若しくは身体を借りている状態だとばかり思っていたんだけど、世の中の赤ん坊の一握りが最初から生まれずに会社で働かされているという設定なのなw
昇進したら与えられる一人用の角部屋と黄金のおまる、どっちもクッソ使い難そうで草。というか実際にめっちゃ不便そうなシーンがあるw
ボスの部下達に個性の強いキャラが揃っていたので、彼等の出番がもっと沢山あれば良かったかも。ジンボのキャラデザ腹立つw
「子守に生命を狙われてる」ってパワーワードすこ。
最初は対立→利害一致で共闘→芽生える友情という青春ドラマの方程式にハマっている感じが良い。
ただ、その反面、宣伝から受けていたようなコメディという印象はやや薄かったかなぁとは思う。というか宣伝映像が面白シーンばっかり抜粋し過ぎなんだよw
度々そんなわけあるかwwwwというようなぶっ飛んだシーンがあるし、笑えるシーンも沢山あるんだが、コメディが軸かと言われると微妙かも。個人的にはもっとおっさんの仕事の悲哀とかあるあるがあれば良かったんじゃないかと。
意外と序盤でやったネタを上手く後半で回収しにきたなという印象。両親の愛情をブロックに見立てたのが、最後で綺麗にハマったときはやられたと感じましたよ。というか最後の最後でガチで涙腺をブン殴りにくるのやめろよ……(´;ω;`)
エピローグで成長したティムとボスがやってる握手が小さい頃と同じ握り方なの良いよな。
しれっと『百獣王ゴライオン』が元ネタになっているボルトロンが一瞬だけ登場するの意表を突かれましたね。
そんなわけで『ボス・ベイビー』でした。
ネットフリックスではスピンオフの配信、更には続編の公開も決定している等、勢いのある状態。スピンオフの方は見たいなーと思いつつも、いつでも見れると思うと放置してしまいそうである。
燃:B+ 萌:A- 笑:A 総:S-
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