【ラノベ】神託学園の超越者 2巻【感想】
著:秋堂 カオル イラスト:NOCO
「覚悟しろ白夜、奏ねーちゃんのエロい物発見スキル半端ねぇから!マジ黙示録だから!」
2014年3月の新刊。約4年4ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。嘘、4年積んでいた……だと……?いや、それなりに積んでいた自信はあったが、4年って、ちょ、嘘でしょう……?
さて、文乃達の戦いによって世界から異能は消えた……筈だった。だが、再び彼等は超越者達の戦いへと放り込まれることになって……。
1巻の時点でかなり綺麗にまとまっていたからどう続けるのかと思っていたんだが、普通に異能が復活しちゃうのか。
ただ、あまり異能バトルを前面に押し出したストーリーではなかったのが惜しい。
《六行視》によって過去に介入出来るようになったことで、それによる過去改変の展開に重きが置かれるようになってしまった形。
最後の決着もバトルじゃなかったしな……。なまじ1巻がそれなりに異能バトルだっただけに雰囲気の差がしんどいかも。
おいおい、後書きでしれっと改稿前の1巻では奏お姉ちゃんが大勝利していたってマジかよ……。それは本チャンの原稿にも反映させといてくださいよ……。
本シリーズはこれで終了だけど、後書きの雰囲気からすると打ち切りというわけではなさそう。
また、こういう捻くれた設定の作品を書いてほしいと思ったけど、この後の刊行物をサラッと確認した感じ、売れ線に寄せまくっているっぽいな……。
燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A-
シリーズリンク
・神託学園の超越者(2013/11)
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神託学園の超越者<トランセンダー>2 (GA文庫) | |
秋堂 カオル NOCO
SBクリエイティブ 2014-03-14 |
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