【ラノベ】ゴスロリ卓球【感想】
著:蒼山 サグ イラスト:マナカッコワライ
『横川さん、修(おさむ)に触ったから罰金。罰金いちおくまんえん』
電撃文庫2018年9月の新刊。約1日の積み。『天使の3P!』を完結させた蒼山さんが7ヶ月振りに復活して送る新シリーズはド直球タイトルのスポーツもの。
タイトルは「ゴスロリピンポン」と読みます。蒼山さんの新作なら取り敢えず買いますかと。
卓球部のエースであり幼馴染みの少女、斎木羽麗(うらら)が失踪した。闇の賭博場で卓球に身を投じる彼女を助け出すため、主人公である坂井修また闇の世界へ足を踏み入れるが……。
馬鹿な……サグさんの著作なのにメインヒロインのおっぱいがそこそこある……だと……?ペンネームを引き継いだ別人説を疑うまである。
とはいえ章扉でキャラのプロフィール紹介をやる手法は『ロウきゅーぶ!』の頃から続いているやつなんだよな……。
バスケ→野球ときて、今度は卓球か。これまたニッチなところを狙いに行ったな……。しかも、そこにゴスロリを足してくるとは。昨今のラノベ業界でゴスロリってフック足り得るのかな。
後々、コミカライズ、アニメという展開を考えると足枷になりかねんと思うのだが。
で、スポーツを扱っているとなると、これまでと同様にスポ根全開なのかと思いきや、サグさん新境地ということなのか、結構ブラックなシナリオ。生命の危険と隣り合わせである。
うーん、確かにそろそろ毛色の違うものも出していかないといけないんだろうけど、果たしてサグさんに対して、この方向性を求めている層がいるのかという……。
こいつ、やはり真性……!とか思わせるようなものを出してほしいのだがなぁ。
売り上げ次第ではシリーズ化するようだけど、これはもう買わないかな……。
燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-
著者リンク
・ロウきゅーぶ!(2009/02)
・天使の3P!(2012/06)
・天使の3P!×11(2018/02)
・ステージ・オブ・ザ・グラウンド(2016/08)
・ぽけっと・えーす!(2019/11)
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ゴスロリ卓球 (電撃文庫) | |
蒼山 サグ マナカッコワライ
KADOKAWA 2018-09-07 |
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