【ラノベ】公女殿下の家庭教師 謙虚チートな魔法授業はじめます【1巻/感想/ネタバレ】
著:七野 りく イラスト:cura
「何とかしてみせましょう。これでも『剣姫の頭脳』と謳われた身。多少、お力になれる筈です」
ファンタジア文庫2018年12月刊行物。約1ヶ月1週間の積み。第3回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門大賞受賞作品。
シリーズ開始当初から存在は知っていて、この1巻の表紙イラストも興味を惹かれるものではあったんだけど、いかんせんサブタイがアレで食わず嫌いしてたのよね……。
そしたら最新13巻の表紙が美しい上にサブタイのダサさも改善されているようだったので、いっちょ手を出してみるかと。
表紙は生脚に目が奪われがちだが、よく見るとややぱんつはいてない気味だな……。
舞台はオーソドックスなファンタジー世界。恩師の頼みで、とある公女殿下の魔法の先生を務めることになった青年アレン。
公女殿下ティナは何故か魔法がちっとも使えない無才の少女。しかしアレンの規格外な教育が彼女の才能を花開かせて……。
一昔前に流行った教官ものの流れを汲む作品といった印象かなぁ。サブタイこそ軽々しいけど、アレンの一人称文体は適度に落ち着いていて読みやすい。漢字の使い方にちょっと癖があるけど……。
ストーリーは教官ポジションのアレンがティナの才能をめきめき伸ばしていくというよくあるパティーンのやつですね。
鈍感主人公力が高過ぎるアレンによるラブコメパートはちょっとあざとさが強めで、ラノベ初心者向けかなぁという印象を受けましたね。
いくらヒロイン達が可愛いからといって、こっそり映像を録画するのはいかんでしょw
魔法の設定はちょっと好きかも。魔法の名前が単純じゃないのが良いよね。
1巻だけでお話には一区切りついているものの、まだ未登場のヒロイン候補やティナの家に隠された魔法周りの謎等、続刊へのフックは用意されている。……んだけども、2巻にまで手を伸ばそうというほどではなかったかな~。
燃:A- 萌:A 笑:B 総:A
第3回カクヨムWeb小説コンテストリンク
・継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってくれない(ラブコメ部門大賞、スニーカー文庫、2018/12)
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