【小説】文庫版 あやし【感想／ネタバレ】
著：宮部 みゆき
━━人として生きてみて、初めて〝鬼〟が見えるようになるのだよ。
角川文庫2003年４月刊行物。家の片づけをしていたところ母の蔵書が発掘されまして。宮部さんの作品、いつか読みたいな～と思っていたので渡りに船と読んでみました。
今買おうとすると角川ホラー文庫版になるのかな？
江戸で起こる怪奇譚をまとめた短編集。ホラー一辺倒かと思いきや、、色んな読み味があって興味深かった。
『影牢』が最後でサスペンス要素をぶち込んできたのゾクっとしたよね。えっ、怪奇現象ちゃうんかい！みたいな。
『女の首』はタイトルとは裏腹にハートフルな結末で良かった。怨霊って物理的に倒せるんだなｗ
普段読まないジャンルだから新鮮さがあって面白く感じた部分もあったのかな。冷静な判断が下せないｗ
燃：Ｃ 萌：Ａ 笑：Ｃ 総：Ａ
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