ライトノベル作家のつくりかた2 メディアミックスを泳ぎぬけ!
著:浅尾 典彦&ライトノベル研究会
一巻の売れ行きが好調だったらしく、晴れて二巻発売と相成りました。一二ヶ月くらいは積んでる筈。
表紙は椋本夏夜さん。インタビューも載ってます。
さて、今回も知らなかったラノベ業界のあれこれが載ってます。俺が無知なだけと言えばそれまでだが。
ざっと挙げると、ゆうきりんさんは男だとか、『銃姫』は新しいコミカライズが始まるだとか、城崎火也さんが女性だったとか、あざのさんの元勤め先がトーハンだったとか。
一巻と構成は概ね同じだが、インタビューの割合がちょっと多過ぎる気がした。もうちょっと業界研究の方にページを割いてほしかった。
また、サブタイトルでメディアミックスを謳ってるけど、ケータイ小説と電子書籍の話に重点が置かれていて、アニメ化などの話はおまけ程度といった印象。
出版社の垣根を越えたコミカライズ展開とかに言及してほしかったんだが。
ラボさんは今回もやんちゃしてます。
巻末には作家を目指すための人のガイドブック一覧が載っているのだが、その中に普通にGA文庫の『ライトノベルの楽しい書き方』が入っていて吹いた。え、あれ違くね?
燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A
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