ゆびさきミルクティー <1~9>
作:宮野 ともちか
「わたしは怖がって誰にも心を許したことなかった。でも、池田ならいいよ。今なら心ごと全部あげられる準備があります。先着一名様つかみどりだよ」
ジェッツコミックス。BGB後輩のますたとゆずっちが揃って、やたらとプッシュするので、読んでみました。
主人公、由紀(よしのり)は女装して、セルフポートレートを作るのが趣味の高校生。そんな彼が年下の幼馴染みのひだりとクラスメイトの水面との間で揺れ動く様を描く恋愛ものといった感じ。
最初の数巻の内は、二人のヒロインのどちらを選ぶか決めかねて、うだうだするのはよくある展開なんだが、段々やることがエスカレートしていき、どっちとも肉体関係一歩手前までいって、それでもうだうだって、由紀、どんだけクズやねん!
片方を傷つけては落ち込んで、もう片方のヒロインにエロいことして慰めてもらうという展開が続く。
おまけに友人も騙してるしなぁ。
少しずつ登場人物を増やしながら、同じ展開をループしているといった印象。
最新九巻のラストではひだりが由紀の通う高校へ入学することが決まったので、人間関係が大きく動く……か?
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:B+
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません