【漫画】パタリロ! 40巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
ものすごい責任転嫁。
1989年9月刊行物。
今回は1冊丸々使って長編『ジャポネスク』が展開される。自身の人生を省みたパタリロは暫くマリネラを出てひとりで過ごすことに。
偶然選んだ行先は日本。貸家の隣に住んでいる高校生、相馬和己君と知り合って……。
1冊丸々長編って相当久し振りでは。
パタリロの長期不在を喜ぶタマネギ達。何でパタリロの部屋に卓球台を置こうとするんだよ、バレたら殺されるぞw
パタリロが和己君のために作ったバンコランのような男になれるプレイボーイスーツが騒動の種に。
悪いのは作ったパタリロかバンコランの節操の無さか。
バンコランの親戚に美少年がいたら彼がどんな行動に出るのかというのは確かに興味深いところではある。
前にタマネギの息子達にも手を出そうとしたくらいだから、自分好みに育ててからしっかりいただくんではなかろうか。
ただのラブコメで済めば良かったのに、警察のお偉いさんまでもが関わる覚醒剤密売事件にかすってしまったから、さぁ大変。
バンコランが覚醒剤を憎んでいる話が出て来るのもめちゃくちゃ久し振りよな。全体的な作風がシリアスから遠ざかってきている所為もあるだろうけど。
悪役相手とはいえ目玉に針刺すの画が怖過ぎる……。この人、動きを封じられて一生このままなんだろうかw
というわけで昔、高校進学前に本作を読んだ僕は高校に行くのが怖くなったのでありました。
燃:A- 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 39巻(1989/05)
・パタリロ! 41巻(1990/01)
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