【ノベライズ感想】THE KING OF BRAVES GAOGAIGAR NOVEL.02 勇者王ガオガイガーFINALplus【2巻】
著:竹田 裕一郎 原作:矢立 肇
イラスト:木村 貴宏/中谷 誠一
触れてはならぬものに触れた時、大いなる罰が天から舞い降りる。
2016年9月の新刊。約1日の積み。1巻と同時発売。
さて、いよいよ『FINAL』本編突入。ラミアのシーンは今回の刊行にあたって加筆された模様。『FINALGGG』の下りですね。
数々の名シーンが都度都度、声とBGM付きで脳内再生されて辛い。ほんと『FINAL』名場面多過ぎ問題である。
更に、そのときの登場人物達の心理描写が密になされているので色々と細かいところが判って面白い。猿頭寺が予想外に男らしいことが判って嬉しいですねぇ。
国連の多古評議員って前から名前の設定あったっけ?確かに、そんな感じのキャラが本編に出ていたという記憶はあるんだけど、名前持ちだったかしら……。今後も登場するってことなのかな。
ここだけの出番なら必要とは思えない大河長官との因縁も記載されてたし。
戒道はテレビシリーズ前半のときは記憶喪失ながら戦士としての使命感だけは持っていた模様。それなら、あの人を寄せ付けない態度も納得か。
そして書き下ろしとなる新章へ繋がるエピソードは『FINAL』から2年後の2009年が舞台。『FINAL』本編と『プロジェクトZ』を繋ぐものとなっている。
『プロジェクトZ』はてっきりDVDBOXを買ってくれた人に対するファンサービス程度のものだとばかり思っていたんだけど、どうも最初から続編を作る気満々だった模様。
アニメとして世に出すのが難しくなったというのは残念だけど、こうして日の目を見ることが出来るようになったのは、ほんと嬉しい。
蛍汰や火乃紀等、『ベターマン』サイドのキャラ達も本格参戦してきて、マジで『ガオガイガー』の添え物じゃねーんだぞ感ある。
案の定、日龍と月龍が登場。更には、かつて超竜神と合体する予定だった翔竜までも。確かに言われてみれば、そんな設定をどっかで読んだことあるような気がするな。
ビッグポルコートなんてのも登場してwktkが止まりませんわ。
覚醒人Z号のコアユニットって何なんだろう。妙に意味深な言い方がなされているが……。
それにしてもバイオネットの便利さは異常。手っ取り早く勇者ロボの活躍を演出したいときに出せば良い、みたいな。幹部陣とか無限に増やせそうw
『FINAL』本編ではザ・パワーの利用は危険と訴えていたものの、別宇宙に取り残されたGGG主要メンバーを助けるためには、その力を使わないとどうしようもない。
かくして、それぞれの理由を胸に、人類は禁断の力に手を伸ばす。それが覇界王と呼ばれる大いなる罰を呼び起こすことも知らずに……。
かくして時は西暦2016年。『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』が幕を開ける。君達も2016/09/30にファイナルフュージョン承認!
いや、ファイナルフュージョンシーンあるか分からんが。
うぉぉぉおおおおおおおおお、テンション上がってきたぜぇえええええええええええええええええええッ!!!!
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・THE KING OF BRAVES GAOGAIGAR NOVEL.01 勇者王ガオガイガーpreFINAL(2016/09)
・THE KING OF BRAVES GAOGAIGAR NOVEL.03 覇界王 ~ガオガイガー対ベターマン~ 上巻(2017/06)
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