【特撮感想】仮面ライダービルド　第16話「兵器のヒーロー」

「誰かの力になりたくて戦ってきたんだろ！誰かを守るために立ち上がってきたんだろ！それが出来るのは葛城巧でも佐藤太郎でもねぇ！桐生戦兎だけだろうが!!」

ＯＰカットで開始。
自分が葛城巧であるという事実を突き付けられた戦兎はショックを受ける。そんな彼にスタークを所業を教えてくれる幻徳。

回想シーン付きで葛城巧が殺害されたと言われていた日に何があったかが明らかになる。焼肉の下り、また流すのやめろｗ
新撮のシーンでもエビ反りになってる佐藤太郎が腹筋に悪い……。

愛すべきバカ、佐藤太郎、ここで死亡確定のお報せか。結局、マスターの狙いはファウストを抜けると言い出した葛城の記憶を消して、その頭脳だけを活かそうとしたってことなのかな。
スクラッシュを完成させればお役御免なのかどうか……。

顔を変える能力はトランスチームシステムではなく、マスターが火星に行ったことで手に入れた能力とのこと。
また記憶を奪う力も持ち合わせているらしい。戦兎の記憶が無いのもそうだし、鍋島の記憶を奪ったのもマスタ－だった模様。
ということはスマッシュ化による部分的な記憶喪失とは全く別の効果ってことになるのかな。

記憶操作も出来れば顔も変えられるって、こんなん何も信用出来へんやんけ。一応、『ビルド』では映像付きで語られたシーンは真実みたいな雰囲気があるけども……。

スクラッシュシステムの開発に着手する戦兎。既にドライバーの原型が出来上がってきていることが判る。
そんな戦兎に感情を抑えられない龍我は戦いを申し込む。

この戦いで新しいトライアルフォーム、海賊ガトリングが登場。やだ、色合いが超格好良いし、デザインもマッチしてる……。実質ベストマッチでは……。
２人の喧嘩を聞いてしまった美空は同時にマスターがスタークだったことも知ってしまう。まぁ前回の時点である程度察してはいただろうが……。

スタークは幻徳をフォローするという約束を守り、無理をして復職しようとしていた首相に毒を打ち込んだ。あれ、マジで死んじゃうんじゃないの……。

お咎めを逃れて首相代理へと復帰した幻徳は意気揚々と北都と西都を煽り出す。北都が掲げている社会福祉の充実は建前で、その裏ではガンガン軍事費に金を注ぎ込んでいるらしい。
７話で北都が映ったときにえらく寂れてると感じたのはそういうことだったのか。

早速、東都に宣戦布告してガーディアンやスマッシュを送り込んでくる北都。スマッシュを生み出す技術はスタークが流したってことなのかな。

人々を守るためビルドに変身する戦兎だったが気持ちが乗らないため、すぐに変身解除してしまう。
そこへ龍我の説教が。説教の途中からＯＰ流れ出すのズルいでしょ。また龍我の説教がｸｯｿアツいんだよなぁ。

立ち上がった戦兎の変身も１話を思い出すしっかりとした描写でなぁ。数式、決め台詞、決めポーズとバッチリキマってる。
ＯＰもかなり長く流してくれたし、変なところでＣＭに入ったりもしなかったし本当に良かった。

年始へ向けて良い感じの引きで終わってＥＤとして流すと思っていたから、これは良い意味で予想を裏切られたわ。

そして姿を現す仮面ライダーグリス。映画で先行登場した３号ライダーが年明けから本格参戦する模様。

そんな彼を頭と仰ぐ３人の男、黄羽、赤羽、青羽。赤羽はキャッスルハードスマッシュへ自由に変身出来るみたい。
自我の無いスマッシュに否定的な事を言っていたようなので北斗のスマッシュはそうではないということか。

公式サイトでは、映画でカットされた幻徳の台詞「内海が使用していたナイトローグも、最上が開発したカイザーシステムを葛城がアレンジしたものだった」が紹介されている。最上が使っていた方がオリジナルだったのか。

来週は大晦日なので勿論お休み。って年明けにもうクローズがパワーアップすんのかよ、早ぇよｗ

てれびくんの超バトルDVDでは、はちみつハイビジョン、クマテレビフォームが登場するのか。はちみつハイビジョン、全く意味が理解らないが語感がやたらと良い。

燃：A+　萌：B+　笑：A-　総：S-

エピソードリンク
・第15話「桐生戦兎をジャッジしろ！」
・第17話「ライダーウォーズ開戦」

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