【映画】この世界の片隅に【感想】
「周作さん、有り難う。この世界の片隅にうちを見付けてくれて」
2016年11月公開。日本映画専門チャンネルで放送していたので視聴。元々気にはなっていたんだが、うきゅうが絶賛しているのを聞いて観てみるかと。
主人公であるすずさんが、戦時下の日本で生きる姿を幼い頃から大人になるまで描いている。
主題歌を聴くと岡崎律子さんの楽曲を思い出すのは俺だけであろうか。曲調が似てません?
ほにゃっと笑ったら、へにゃーっとなるすずさん可愛いな……と散々思わせておいてからの激化していく戦争の描写。
扱っているテーマがテーマだけにしんどい展開があるだろうとは予想がついていたけど、いざぶっこまれるとやっぱりしんどかったな。
この辺までボーっと見ていたが、冷静に考えたらすずさんの実家がある広島って原爆落ちるやんけって気付いたら、そらもう主人公死亡エンドなのかと思いますわ。
結局は助かるんだが、かといって生きて終戦を迎えられて良かった良かったとは言えないだよなぁ。
戦争を直接体験してない俺達からしたら、負けたとはいえ戦争終わって良かったやんって話だが、奪われるだけ奪われた挙句、はい負けました!終了!では納得いかんよなぁ。しかも全部が自分達の与り知らぬところで勝手に始まって終わるという。
ラストで唐突にグロテスクなシーンが出て不意打ちされる。一瞬、実はすずさんは中盤で死亡していて、その後のシーンは全部幻でしたってオチなのかと思ってヒヤヒヤしたぞ……。
そんなわけで話題の映画でした。上映時間はおよそ2時間。この尺を映画館で観るのはしんどくないか……?俺はちまちま観たから特別気にはならなかったが、ぶっ続けでこのテンションは……。
燃:C 萌:A 笑:A- 総:A
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