【ラノベ】恋人にしようと生徒会長そっくりの女の子を錬成してみたら、オレが下僕になっていました ２巻【最終巻／感想／ネタバレ】

著：月見 草平　イラスト：さくらねこ

「ダンスより男女の交わり━━━っ!!」

2013年１月の新刊。約９年２ヶ月１週間半の積み。５ヶ月振りの新刊。
表紙は生徒会長のパメラ。ワガママおっぱいとはいてないお尻が大層えっちでござる。

学院の一大イベント、創造祭が近付く中、アレクはあちこちから女の子達に言い寄られて大忙し。自分が錬成して生み出したアメリアを放っておくことも出来ず、あちらを立てればこちらが立たずといった具合で……。

今回もアメリアが事ある度にいもしない空想のバッチャからの助言を引き合いに出してくるのすき。どこで憶えてきてん、その技ｗ
中盤までは往年のハーレム系ラブコメらしいドタバタ劇が続くのだが、機密を巡る各国の陰謀に巻き込まれ始めた辺りから不穏な空気に。

学院を卒業した巫女錬金術師達の世知辛い実情、ハード過ぎんか……？そんな急に現実を叩きつけてこんでもよかろうに。
アレクの能力があったから助かっただけで、リルル先輩、ほぼほぼ人生詰んでたよな……。

ところでこの世界にアナフィラキシーショックの概念があるのめっちゃ違和感ないですか……？
いかにもまだまだ続きそうな終わり方をしているが、ここでシリーズ終了です。月見さんはこの後、一迅社文庫とМＦ文庫Ｊで数冊を本を出した後に消息を絶っている。Twitterにも生息していないようなので筆を折ってしまったのかどうか……。

燃：Ｂ　萌：Ａ　笑：A-　総：A-

シリーズリンク
・恋人にしようと生徒会長そっくりの女の子を錬成してみたら、オレが下僕になっていました（20012/08）

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恋人にしようと生徒会長そっくりの女の子を錬成してみたら、オレが下僕になっていました2 (一迅社文庫)