428 ~封鎖された渋谷で~
「女の子がヘンな男に追われていたら迷わず助ける。理屈じゃねぇ。本能だ!」
経緯
発売当初からやりたいとは思ってたんだけど、そもそもWiiを持っていなかったのであきらめてたんですよ。
しかし会社の忘年会でWiiをゲットしたもんだから、こりゃやるしかない、と。基本、俺が据え置き機でやりたいと思うゲームって、ひたすら文章読むか駒を動かして敵を倒すのばっかりな気がするw
概要
今潤氏に貸してもらってプレイしたサウンドノベル第3弾『街』の10年後が舞台。直接的な繋がりは無いが、そこかしこに『街』とのリンクを匂わせる記述が見える。
前作は主人公それぞれに物語があったのに対し、今作は渋谷のあちこちで起こる事件が最終的に大きな1つの物語に集約される結末となっている。
システム
ほぼ『街』と同じ。TIPSの中に動画が仕込まれているものが幾つかあって驚いた。あなごっちの説明に動画つけてんじゃーよw
加納編
オンドゥルルラギッタンディスカー!<言ってません
後述する亜智とセットでゲーム全体の主人公ポジション。上司の命令を無視して、犯人確保に動いたりと、終始アツい姿勢を見せる。
最後の最後で恋人の留美の父親に結婚の話を聞いてもらえることになった瞬間にEDが流れる演出が王道で好きです。
亜智編
こちらもやはりアツい方向のシナリオ。ED後に、ひとみとどうなったかが気になるんですが。
大沢編
鬱スタートなのに、気づいたらハートフルなんだかそうでないんだか、よく理解らないことになっている<褒めてます
梶原刑事が名脇役過ぎて困る。
御法川編
実は『CANAAN』に登場していたという衝撃。全然キャラちゃいますやん。
ライターとしての自分に誇りを持ち、絶対に譲らない姿勢には憧れるものがあるが、こんな人間が近くに居たら間違い無く辟易するなw
タマ/マリア編
タマの着ぐるみの可愛さは異常。
中の人がマリアだというのは大分早い段階でプレイヤーに判っちゃうのが惜しい。もっと隠しておいても良かったと思うんだよな。伏線張らなくても、ちょっと考えたら答えに辿りついちゃうし。
ジャック編
初登場時は印象悪かったけど、シナリオ
建野編
渋いおじ様。この人も後日談が気になるよなぁ。亜智の父親とのわだかまりは解消されたのか、とか。
鈴音編
ボーナスシナリオ、その1。亜智の妹、鈴音のエピソード。ちょっとご都合主義展開かなと思わないでもないが、これくらいの救いはあった方が良いと思うんだ。
カナン編
ボーナスシナリオ、その2。こっちは確か発売前から、奈須きのこさんシナリオ、竹内崇さんキャラデザのエピソードがあるって明言されてたよな。
全編アニメ調で、ここだけはフルボイス。
読んで改めて思ったけど、俺、奈須さんのシナリオってとことん肌に合わないわw
まぁ、扱ってる題材がそもそも興味の持てないものってのもあるんだろうけど。
カナンのキャストはアニメ版と共通で、みゆきちなんだけど、えらい声高いな。2年間の間に声が低くなったって設定なんだろうか。
エコ吉編
まさかの人外wwwwww
何で、こいつのシナリオ用意しようと思ったんだよw
おまけ
ボーナスシナリオだけでなく、スペシャルエピソードなるショートショートが20個ほど用意されている。脇役にスポットを当てているが、よくこれだけ用意したな。
クイズとかミニゲームとか、これでもかと色々詰め込んである。
まとめ
というわけで、リンクするシナリオが面白い『428』でした。様々なシーンがリンクしながら進んでいくストーリーが楽しい。
登場人物達も個性的な奴等だらけで、もっと彼等のエピソードを読みたいと思わせる。
これからはノベライズで楽しむ予定。
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+
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