【ラノベ】ようこそ実力至上主義の教室へ 7巻【感想/ネタバレ】

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著:衣笠 彰梧 イラスト:トモセ シュンサク

こんなつまらないことに、心が揺れ動くことはない。

2017年10月刊行物。約1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は龍園と椎名さん。椎名さん、ちょっとお尻を突き出し気味の立ち方がえっちだ……。

口絵ではCクラスの金田、山田アルベルト、椎名さんが集まったイラストが。凸凹トリオ感が凄いw
別にチームとしてこの3人が集まっていたわけじゃないけど。アルベルト、サングラスの所為で高校生に見えないし、ビジュアルが完全にギャグなんだよな……w

椎名さん、マイペース気味だけどクラス間抗争とは別の軸で綾小路との接点が生まれたのは面白いな。今後も関わりが続くのかな。
一方、佐藤さんの綾小路へのアプローチが続く。一過性のものかと思ったけど、そうではなかったか。報われてほしいが……。

この学校では入学時に面接や試験が行われていることは以前から判っていたが、全て建て前に過ぎなかったことが判明。
ある基準によって生徒を選出しているらしいが……。

狭まっていく龍園の綾小路包囲網。そんな中、高円寺や坂柳さんも話に関わる流れに。どこまでいってもブレない高円寺、見習いたいなぁ。
ここで高円寺に下に見られたら坂柳さんが噛みついてくるの意外だったな~。もっと強者の余裕感を漂わせるかと思ったが。

綾小路を炙り出すために軽井沢さんを拉致する龍園。あれ、拉致する場所、アニメではどこかの倉庫だったよな?原作は屋上だったのか。何で変更したんだろ。見た目も閉鎖的な場所の方が軽井沢さんの絶望感を演出しやすいってことだったのかしら。

全ては綾小路が仕組んだ盤面だった。綾小路の底知れなさに遂に龍園の心までもが折れてしまって。
帝王の引き際、潔くて気持ちが良いな。しかし、そんな支配者も慕われていた部分があったようで。
綾小路もまだ龍園には利用価値があるって言ってたが、ここからどういう立ち位置になるんだろ。

この巻の刊行は内容的にアニメ1期が終わるまで敢えて止めていたそうで。成程~、アニメが終わるまで待つ!そういう判断もあるのか。
確かにアニメ1期の最後ってこれからCクラスとぶつかっていくぞって場面だもんな。それが原作で決着してたら、原作に流れる人が減るかもしれないよな。

後書きで小数点巻は長期休暇のエピソードであって番外編ではないと明言されましたね。4.5巻の時に読者から怒られたのかなw

燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

シリーズリンク
ようこそ実力至上主義の教室へ 6巻(2017/05)
ようこそ実力至上主義の教室へ 7.5巻(2018/01)

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ようこそ実力至上主義の教室へ7 (MF文庫J)

MF文庫J

Posted by お亀納豆