【ラノベ】タロットの御主人様。⑩【10巻/最終巻/感想/ネタバレ】
著:七飯 宏隆 イラスト:YUKIRIN
ひょっとしたら『楽園』とはここのことなのかもしれない。
2011年2月の新刊。約12年5ヶ月3週間の積み。5ヶ月振りの新刊。いや~積んだ積んだ~。
表紙は“世界”。帯を外すとぱんつが見える構図は最後まで貫いたのね。昨今はこういうぱんつが見える表紙って減ったような気がする。そういうところが叩かれやすくなってきたからかな~。
さて、遂に集結によってタロット少女。楽園の占現によって世界は創り変えられていく。そんな中、“ジョーカー”の正体が明らかになって……。
積みに積んでしまったから楽しめないかと思ったが、意外や意外、そこそこ面白く読めてしまったね。やっぱり難しい漢字に片仮名でルビが振られているのを見るだけでテンション上がっちゃうよね。こういうのでいいんだよ。
最終巻だってのにヒロイン達のぱんつをめくってキャッキャしてるのあまりにも平常運転が過ぎるでしょw
その後は流石にシリアスムードにシフトしていったが……。
怒涛の伏線回収。ようやく春の名を冠する人物が登場。秋人の双子の兄弟というわけではなかったけど、それに大分近い立ち位置。
アメジスティアが新しい人生を歩み出す形で物語は幕を下ろす。敢えて秋人の視点を外すとはオシャレじゃん。
ただ恋愛方面はもうちょっと決着をつける形でも良かったのでは……と思う。当時はハーレムエンド路線が一般的だったかな。
総評
そんなわけでキスから始まる学園アルカナコメディ、電撃文庫『タロットの御主人様。』本編10巻+短編集2巻の計12冊、これにて完結。足掛け3年10ヶ月。
少しずつタロットを集めていく過程とタロットの能力名の厨二臭さが堪らなかったですよね……という記憶を必死こいて掘り返してるw
七飯さん、この後はどんな本を出したのかな~と思ったら、1冊も出ていない……。生存確認も出来ないし、燃え尽きてしまったのか……。
燃:A 萌:A 笑:B 総:A
シリーズリンク
・タロットの御主人様。⑨(2010/09)
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