五年二組の吸血鬼

五年二組の吸血鬼 (一迅社文庫)
著:糸緒 思惟(いとお・しい) イラスト:小路 あゆむ(しょうじ)

『どうー?翔くん、私たちのおしっこの音、聞こえてるー?』

何これこわい。

約1ヶ月1週間半の積み。一迅社文庫。何で買ったか、よく思い出せない。
著者の糸緒さんはHJ文庫から『突然騎士になってムフフな俺がいる』で持ちこみデビューした人。同人ゲームとかを作っているらしい。
帯には、その『ムフフ』の宣伝が載ってます。

タイトルの「吸血鬼」は「ヴァンパイア」と読みます。
表紙はぱっと見そうでもないんだけど、帯を外してから、よく見ると結構エロい気がします。俺の基準では帯装着状態では大してエロく見えません(ぉ

小学5年生の翔は隣に住んでいた吸血鬼、桃子に吸血鬼にさせられてしまう。更に桃子は小学校の人間全員を吸血鬼化させてしまい、大変なことに。
元々は18禁同人ゲームだった『となりのヴァンパイア』を加筆修正したものだそうで。

口絵が全裸祭り過ぎて引くわw
スク水の日焼け跡なんて、どうでも良いんだよ!スク水を出せスク水を!

本編は終盤近くまでは桃子の命令により、いやらしい遊びに興じる小学生達を描き、最後は何だかよく理解らない敵とバトルしちゃいます。
ようじょのおしっこシーンが挿絵付きで2回もあったりと、エロ方面には随分とはっちゃけていますが、正直、ストーリーがびっくりするくらい詰まらなかったです。

素直にジュブナイルポルノにして、もっとエロくしといた方が良かったのでは……?と思わざるを得ない。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B-

ゲーム,一迅社文庫

Posted by お亀納豆