富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス13 グレー・コンチェルト (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木
シュウスケ イラスト:深遊

 

「わたしを誰だと思っているのです。やる気はなくてもできる子なのですよ、わたしは」

 

 約二週間の積み。隔月刊行。舞台はいよいよグレンダンへ。今回は本編は少し短めで、ドラマガ連載の短編が二本入ってます。

『オール・オブ・レギオス』と同時発売。

 

 レイフォンの出番は少なめで、リーリンとニーナのシーンが多め。二人はこの世界の成り立ちを聞かされることに。一気に設定説明に入ったな。

 でも、このパターンって、よく考えたら、『すてプリ』と同じパターンなんだよな。ファンタジー世界だと思っていたら、実は遥か未来だったっていう。

 

 ロンスマイア家のクラリーベルが結構出張ってるけど、もしかして彼女がヴォルフシュテインの天剣を手に入れることになったりするんだろうか。

 

 短編は『ボトル・レター・フォー・ユー』と『ゴースト・イン・ゴースト』を収録。何故、連載と収録の順番が違うんだ……。

 どちらも本編と絡む要素のある重要エピソード。でも何で前巻の時点で収録しなかったんだろう……。

 

 次は九月、第二部クライマックスの『スカーレット・オラトリオ』。

 

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

富士見ファンタジア文庫

コンフィデンシャル・コール―鋼殻のレギオス〈4〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ  イラスト:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  シャーニッドのターン!!彼の過去と、前巻で出て来た廃都市の電子妖精、廃貴族が絡み合って大騒ぎ。更に、グレンダンで生まれたサリンバン教導傭兵団も現れた。団長のハイアは天剣授受者になってもおかしくない程の実力らしい。まともにレイフォンと戦える人間がやっと出て来たということか。

  今回はドラマガでの短期集中連載一発目の第二話とリンクしている。三話は五巻とリンクする。この頃は理解らないなりに連載読んでたから、うっすらと憶えてるわ。確かに密造酒がどーのこーの言うてたな。

  で、挿絵の背景にこっそり居るウエイトレス姿のメイシェンが可愛いんですが。まぁ、ウエイトレスっつーか、メイドだったけど。

  そして養父デルクから、流派継承の証としての刀をレイフォンに渡すように頼まれたリーリン。遂に、正妻がツェルニに殴り込みか……!?

  つーわけで、四巻でした。これは面白い。


燃:A  萌:A  笑:C  総:A

富士見ファンタジア文庫

おあいにくさま二ノ宮くん〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:鈴木 大輔  イラスト:高苗 京鈴

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  ぎゃあああああああああああああああ、読む順番間違えたぁぁあああああああああ!!??これが四ヶ月連続刊行一冊目やんけ!何で間違えたんだろう……orz

  さて短編集第三弾。

 

『峻護、変身するのこと』

  白球に変態的愛情を示す男、後藤伸也。その白球に対する変態性はいかにもな極端展開の代表みたいなアレだが、今後の登場は絶望的か?こういう方向の変態性は面白いと思うんだが。

 

『真由、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶのこと』

  真由のダイエット。極端展開に走ったときの真由はやたら饒舌。

 

『峻護、弟子をとるのこと』

  竜崎流柔術総代、竜崎アキラ登場。完全に一回きりのゲストキャラ。まつりが出て以来、こういう一発キャラが多くなった気がするな。

 

『真由、いたずらするのこと』

  ハートフル。

 

『峻護、大恥をかくのこと』

  男装の麗人、如月純登場。この人も見事な一発キャラだったなぁ。と言うか、こういうタイプのキャラなら何回かは引っ張ってしかるべきだと思うけどなぁ。

  どっちにせよ、二ノ宮君の焼餅のやきっぷりが面白いので、再登場希望。

 

『真由、やってしまうのこと』

  短編の中では、個人的トップ3に入るのではないかというくらいの良エピソード。「有り難う」、ただその一言が聞きたかったから、というハートフルな感じが堪らん。

 

『麗華、災い転じて福と思ったらやっぱり……のこと』

  御嬢のターン!!自爆し続ける御嬢可愛いよ御嬢。

  口絵でも後書きでも、ずっと御嬢のターン!!

 

  今回気になるのは、収録順が掲載順と違うということ。二ノ宮君と真由のエピソードが交互になるように再構成されている。確かに、各エピソードの内容から考えても、しっくりくる構成ではある。細かい凝り方やなぁ。

燃:C  萌:A  笑:B  総:A

富士見ファンタジア文庫

疾るワン・ナイト・スタンド―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二  イラスト:四季童子

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  美少女艦長テッサ本格参戦。もっと以前から、宗介にホの字だったのかと思いきや、このエピソードを通して、そうなったそうです。でもそれって、自分の周囲に居た同年代の異性が宗介だけだったってのと、吊り橋効果なんじゃね?まぁ、そういう理屈で、どーこーなるもんでもないとは思うが。

  ちなみに、さらっと兄が居ることを話しています。

  んで、ラストに今回の事件の裏で動いていたと思しき人物の影が。片方はガウルンとして、もう片方はクラマとかいう奴だっけ?それと<アマルガム>という固有名詞が。

  そうそう、今回もヤバイ台詞、ヤバイシーンはアニメではカットされていることが判りました。

燃:A  萌:B  笑:B  総:A

富士見ファンタジア文庫

センチメンタル・ヴォイス―鋼殻のレギオス〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ  イラスト:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  巻頭に簡単なキャラ紹介が付くように。主人公レイフォンの次にリーリン。流石正妻。しかも今回はグレンダンに居る彼女の周辺にも動きが。今後、ツェルニに居るレイフォンと絡んでくるのかは判らんが、天剣授受者リンテンス、サヴァリス、カナリスが登場。レイフォンが抜けた分は、まだ空席らしい。でも天剣が十二人揃わないと意味が無いって、どういう意味だろう。

  で、リーリンの側で、あたかも庶民のように暮らしているグレンダン女王、アルシェイラ・アルモニス。何、このお茶目な女王。つーか、今巻だけで、一気にリーリンの重要性が上がった気がするぞ。

  一方、第十七小隊は第五小隊と合同で、廃都市の調査。その最中、レイフォンはその都市の電子妖精と遭遇する。何か「イグナシス」が、どーのこーの言うてるんですが。この辺は『レジェンド・オブ・レギオス』に繋がっていくんだろうなぁ。

  にしてもグレンダンの武芸者の家系の伝わる様々な奥義的な技を見ただけで、自分のものに出来るレイフォンの最強具合と言ったら。リーリンという正妻がありながらの浮気っぷりもあれですが。

  どうでも良いけど、フェリの太股の感触を楽しんで、ラブコメるのは結構ですが、汚染物質対策のスーツなのに、絶対領域があったら、汚染物質に侵されまくりじゃね?外に出るときは、そこも覆うんだろうか。

  つーわけで、三巻でした。電子妖精とか天剣授受者とかで、面白くなってきました。

燃:A  萌:A  笑:C  総:A

富士見ファンタジア文庫

ご愁傷さま二ノ宮くん 8 (富士見ファンタジア文庫 す 1-1-8)
著:鈴木 大輔 イラスト:高苗 京鈴

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

さて、欧州の血族ヒルデガルト・フォン・ハーテンシュタイン来襲。だから、何でこうも胃がキリキリする展開が続くんだ。ラブコメの「ラ」の字も見当たらない。ラストでヒルダが二ノ宮君に求婚してきたのも、何だかとってつけたような感じだしなぁ。

もう1人の真由こそが、記憶が飛ぶ前の本来の真由であり、現在表に出ている真由は新たに作られた人格だったことが判明。挿絵を見る限りでは、オリジナルの真由がツンデレに見えるんですが。いつもの真由と差別化しようとして、そうなっちゃっただけなのか?

つーか、また引っ張るんかい!!それ以前に重いっちゅーねん!!面白いけども!

燃:B+ 萌:A- 笑:C+ 総:A+

富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス(2) サイレント・トーク (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ  イラスト:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  さて、第二巻。戦慄した!レイフォンに送られてくる手紙だけで、その圧倒的存在感を示し、他のヒロインに心理的プレッシャーを与える正妻リーリンに戦慄した!!

  相変わらず読み易いです。文章が軽過ぎるかなと思わないでもないが、まぁこんなものか。相変わらずと言えば、深遊さんのイラストの素晴らしさも相変わらずです。


  そして正妻リーリンに負けじと、意外にも自己主張するフェリ。早くもツンデレ化か。

燃:A  萌:A  笑:B  総:A

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「お前も言うほど器用ではないと思うが」

 

 原作七巻『ホワイト・オペラ』編突入。女王から用無し宣言を喰らったサリンバン教導傭兵団。ハイアはレイフォンとの決着をつけるために、フェリを誘拐する。

 

 マイアスとの都市戦を控えたこのクソ忙しい時期に何ということを。

 

 一方、原作より若干早いタイミングでツェルニに本妻キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 

『レジェンド』のシーンは相変わらず意味不明ですが、『フェリの詩』の所為で何だか面白く見えてしまうw

 

燃:B 萌:A- 笑:B 総:A

ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオス 7
ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオス 7

富士見ファンタジア文庫

H+P(3) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫)

著:風見 周 イラスト:ひなた 睦月

(……そうだ!俺は剣士じゃないか!達人は目隠しでも、心眼を用いて敵の刃を避けるという!心眼だ!俺も心眼でバストを測ればいいんだッ!!)

約一ヶ月一週間の積み。四ヵ月振りの新刊。表紙は第三王女エリスをすっ飛ばして、第四王女アルト。ぱ ん つ は い て な い、と見せかけて、はいているッ!<何なんだ
帯で隠す気ゼロ。

恒例のロケットスタート総扉はアルトの自慰シーンでした。飛ばし過ぎwwwwwwwww
粗筋では《○○○○○○》って伏せてあったのに、本文中には思いっきり書いてありました。
と言うか、何とも思わせぶりなイラストだなぁと思ったらガチだったワナw
恐らく、ぱんつが無かったらNGになるんだろうなぁ。

序盤では恭太郎が侍女の格好をして、王女様達の身体測定に潜入させられることに。女装似会い過ぎw

今回の肝は王宮中の女性達が媚薬の所為で、大軍となって恭太郎に襲いかかるシーンだろう。やることが極端過ぎるwwwwww
三巻でここまで来たら、四巻は一体どうなってしまうのか!?<ガチンコ風に

恭太郎は後半、利き腕である右腕を単純骨折するが、自分で手当をして即活動再開。スペック高過ぎるぜ……。

そんなわけで、どんどん酷くなっていく三巻でした。ただ、やたらハートマークを使うのは逆効果な気がするな。かえって、チープになってしまうと言うか、明朝体のフォントに合わないのかな。

いやしかし読めば読むほど、『ハイスクールD×D』とのコラボが読んでみたくなる。

後書きでは、池袋の仲間達でバンドを結成したことが書かれているが、『ばけらの!』用のネタとしてやっているとしか思えねぇ……。
HJ文庫の『しないの。』とかの鯨晴久さんも加わったのね。

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

生徒会の一存1 (角川コミックス ドラゴンJr. 143-1)

原作:葵 せきな 漫画:10mo(とも) キャラクター原案:狗神 煌

「デレがなきゃ調教凌辱で作るまでだ!!」

最低過ぎるw

ドラゴンエイジピュアで連載開始後、ピュアの休刊に伴い、エイジに引っ越したコミカライズの単行本が登場。
初めて絵を見たときはあんまり良い印象無かったんだけど、こうしてコミックス一冊分で見てみると、美少女以外がちゃんと描かれていて、予想外に楽しめました。
杉崎の笑顔が格好良いんだよな。

基本的には原作でもやったエピソードをやっているようだが、コミカライズだからこそ出来るビジュアルが必要なネタが各所に盛り込まれている。
特に第二話の悪ノリ具合が素敵。

また、ドラマガに掲載された小説とコミカライズの合体エピソードも収録されている。

予想外に良質なコミカライズでした。もう一つのコミカライズにも期待。

燃:A- 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
生徒会の一存 <02>(2009/10)

原作リンク
生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1(2008/01)

コミカライズリンク
生徒会の一存にゃ☆(2010/01)
生徒会の一存 乙 <1>(2012/02)
生徒会の日常(2012/07)
新生徒会の一存 <1>(2013/07)