灼眼のシャナⅢ 最終話「涯てより開く」

「それでも好き。誰よりも好き」

OPカットで、いよいよ最終回開始。[仮装舞踏会]の目標が達成され、それぞれが自分の目的のために動き出す。
ラミーは最後に一瞬だけ、“螺旋の風琴”リャナンシーとしての姿を見せていった。

“祭礼の蛇”と分離した悠二はシュドナイを伴って、シャナと対峙することに。彼自身の目的は欠落だらけとなった御崎市の復元
その中には平井さんの存在の再生も含まれていた。アニメでは平井さんの存在が原作よりも大きく描かれていたから、余計に、ここで彼女の名前が出て来るのは感慨深いよな。

最後には池君とも一緒に撮ったプリクラが映り、平井さんが復活し、悠二が消えたことが示されている。

巨大な鎧の化け物と化したシュドナイとケルベロスみたいなトーガとなったマージョリーの激突。
その上では、悠二とシャナさんの戦いが。最後くらいには流れるんじゃないかと思っていたけど、ここで1番最初のOP『緋色の空』を流すのはアツい。
J.C.STAFF本気のクオリティで、えらいことになってたな。『レイアース』とか『エスカフローネ』とかを彷彿とさせる絵面だった。

EDは専用曲。主要キャラがその後どうなったのかがちょろっとだけ描かれている。
レベッカがユストゥスを泣かせているのが面白かったな。
何で悠二とシャナさんは制服着てるんだろう。まぁ、一番多く着ていた服装なんだろうけど。

総評

ってなわけで、電撃文庫原作、完結編となるシリーズ第3期『灼眼のシャナⅢ』全24話でした。
3期トータルすると、72話もあったのか。加えてOVAやら劇場版やら特典映像やらもあったし、かなりの量だな。

最後の最後で、ほぼ原作準拠に戻ったんだな。何にしても、こうやって原作の完結に合わせてアニメも終わらせられるってのが良いことだよな。
それに、バトルに次ぐバトルって展開だったから、アニメでやるのに向いていたというのもあるし。
終わってみたら、良アニメだった気がするから困る。

まぁ、何よりもシャナさん可愛いよシャナさんの身としては、2期くらいまでのノリが好きだったのですが。

ただ、こんだけかっちりバトルアニメが出来るなら、大戦編をやっても良かったと思うんだよな。
それこそ2期で近衛史菜とかやってる尺を使えば出来たと思うんだよな。

『シャナ』の後継枠である『禁書目録』は果たして、どうなるのだろうかね。
後番は『黒子のバスケ』なのか。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:S-

エピソードリンク
第23話「神の夢」

アニメ,電撃文庫

Posted by お亀納豆