小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬
「俺に前ふりはねーんだよ!俺は、最初から最後までクライマックスだからな!」
2013年7月の新刊。約4日の積み。
著者はテレビシリーズのチーフプロデューサー、白倉さん。
さて、今回はテレビシリーズの、とある1エピソードといった感じ。しかし、何故か舞台は2013年に変更されている。
それに、ハナの両親のことも判明していたりと、ストーリー終盤に近い状態かと思いきや、超クライマックスフォーム登場後だったりと、よく判らない状態。
また、イマジン達は良太郎の中に居るだけで、デンライナー内でも、その姿が登場することはない。
映像媒体では、良太郎の脳内だけで会話するわけにはいかないけど、文字媒体なら、その方が都合が良いってことか。
一々、イマジン4体の動きを描写しなくていいし。
戦闘描写がアッサリしてるのは良いんだけど、イマジンの契約者捜しに尺を割き過ぎな気がするなぁ。
もっと良太郎とイマジンの絆みたいな部分にスポットを当ててくれたら良かったのに。ゲストキャラのドラマなら、別に『電王』でやる必要無くね?って気が。
次は2013年8月に『龍騎』。これで最初に告知されたシリーズは出揃うけど、『フォーゼ』と『ウィザード』は出ないんだろうか。企画自体はあるらしいが……。
燃:B- 萌:C+ 笑:B- 総:A-
シリーズリンク
・小説 仮面ライダー電王 デネブ勧進帳(2020/11)
ノベライズリンク
・小説 仮面ライダークウガ(2013/06)
・小説 仮面ライダー龍騎(2013/08)
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