【ノベライズ】小説 仮面ライダー電王 デネブ勧進帳【感想/ネタバレ】
著:白倉 伸一郎
「ためらうな、侑斗!俺の知ってる侑斗は、かなり強い!」
2020年11月の新刊。約2日の積み。7年4ヶ月振りの新刊。『鎧武外伝』ノベライズからは5ヶ月振り。
えっ、こんなん事前に告知あったか?どうやら情報が出始めたのが発売の数日前辺りからっぽい。宣伝が適当過ぎんだろ……売る気あんのかよ……。講談社キャラクター文庫の公式Twitterが沈黙してるのは流石にねーわ。
レオンチャンネルさんのツイートを偶然見なかったら即死だったぜ……。
表紙はゼロノスとデネブとなっており、電王は帯にしかいないことからも判る通り、侑斗が主役のお話。
今回も筆を執るのは白倉P。何してんねん、もうそんなことやってて良い立場じゃないだろw
12世紀から発信されたSOSを受け取った侑斗とデネブはゼロライナーで発進。しかし、それは敵の壮大な計画だった……。
映像化不可能と帯にデカデカと書かれていたので、一体どんなトンデモな内容なんだ……と思ったが、歴史上の有名人と絡むのはいかにも劇場版やVシネマっぽい筋書きですよね。
あれか、大量のゾンビ軍団とか予算的な意味で映像化不可能とかそういう意味なんだろうか……。
2008年6月頃の出来事となっており、『電王』の放送終了が2008年1月だからテレビシリーズから1年も経っていない時期の話なのか。
敵はどうせはぐれイマジンでしょって高を括っていたら、いきなりタイムジャッカーが出て来て白目。凄い角度からぶち込んできたじゃない……。
そもそもタイムジャッカーの定義がふわっふわしているから設定的に『ジオウ』とどう関連するかはよく理解らんけど……。
俺の理解ではタイムジャッカーってのはスウォルツが自分の目的の隠れ蓑としてでっち上げた歴史介入者達の呼称なんだが……。今回登場したジャッカーもスウォルツが力を分け与えたのかしらん。
うーん、歴史への介入っていうのは定番ではあるんだろうけども、歴史に特に興味の無い俺としてはあんまりパッとしなかったかなぁ。もっとがっつり『ジオウ』とクロスオーバーするようなストーリーだと盛り上がったのだが……。
各章タイトルが『フォーゼ』や『ゴースト』を彷彿とさせるものになっているのは、ただのその場の思い付きっていうだけなんだろうな。瞬瞬必生を地でいきやがって……。
全体的に漢字の開き方に変な癖がありますね。わざとやってるんだろうか。
いやしかし、ついこの間『プリティ電王』なんてのもやったし、『電王』と『鎧武』は完全に終わらない平成化してるな……w
『ジオウ』公式Twitterがジオジオしてるのと関係あるのかもさっぱり理解らない……。
そういや『ビルド』のノベライズは出すって発表したのに一向に出る気配がありませんね……。
燃:A- 萌:C 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬(2013/07)
ノベライズリンク
・小説 仮面ライダー鎧武外伝 ~仮面ライダー斬月~(2020/06)
・小説 仮面ライダージオウ(2021/07)
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