ミスマルカ興国物語 <Ⅳ>

ミスマルカ興国物語 (4) (角川コミックス・エース 267-4)
原作:林 トモアキ 漫画:浅川 圭司 キャラクター原案:ともぞ

「当然だろう。泣いて戦争が止められるなら、涸れるまで泣き続けてやるさ」

2011年4月の新刊。
『戦闘城塞マスラヲ』のコミカライズと同時期に始まり、同時期に打ち切り完結の憂き目を見るという。
原作Ⅱ巻のラストまでを描く。

マヒロが策を巡らすシーンや戦闘シーンは漫画ならではの表現となっており、つくづくアニメ化すれば良いのに……と思わざるを得ない。
最近のスニーカーは、え、それアニメ化すんの……?ってのばっかりだからな。

ゼンラーマンは良くやったと言わざるを得ない。あー、ここは是非アニメで見たかったよなー。
ってか、ゼンラーマン、身体能力高過ぎだろw

今回もちゃっかりサービスカットが色々と。半分以上がマヒロの妄想ですが。
あと、ユリカ姫が原作よりも表情豊かに思えて可愛いですね。

総評

そんな具合で、今度こそアニメ化するのかと思われたスニーカー文庫原作『ミスマルカ興国物語』全Ⅳ巻、まだまだ序盤の段階で打ち切り完結です。コミックスだけで言うと、足掛け1年3ヶ月か。

『マスラヲ』と並んで、良コミカライズだったと思うわけだが、何故もっと続けられなかったし。
メディアミックス用のお茶濁しコミカライズに比べたら、よっぽど良い出来だと思うんだけどなぁ。まぁ、そこは大人の事情が絡んでるんだろうけども。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
ミスマルカ興国物語 <Ⅲ>(2010/11)

コミカライズ,電撃文庫

Posted by お亀納豆