僕と彼女のゲーム戦争 <7>
「対人戦はいつだって人同士の騙し合いなんですね……」
2014年9月の新刊。約3ヶ月1週間の積み。半年振りの新刊。本編進行は実に1年振り。これって執筆に時間がかかっているのか、はたまた権利関係の許諾を取るのに時間がかっているのか。
『現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと』2巻からは3ヶ月振り。
表紙が3巻までのフォーマットに戻りましたね。何このあざとい表紙……いや、嫌いじゃないですけど<何なんだ
さて、今回は電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編を1本収録し、そのエピソードが発端として始まる長編という、ちょっと変則的な構成となっている。
その短編というのが岸嶺がバイトでゲームのデバッガーを務めるという話なんだけど、個人的にはゲームをプレイする話より、こういう業界裏話的なものの方が好きなんだよな……。
だから、この後に展開するゲーム大会という本筋より、こっちの方が面白かったというね。
そろそろ岸嶺は素人である次期を抜けるところに来ているということで。うーん、俺自身がゲームは詳しくないから、ずっと素人目線で居てくれた方が楽しめるんだけども。
そんな中、たまに大人らしいことを言う瀬名先生が格好良いな。
後書きによると、裁判ものを仕込んでいるそうで。富士見ミステリー文庫『タクティカル・ジャッジメント』は面白かったし、出たらチェックしよう。
次は2015年春頃に8巻だけど、こっちはもういいかな……。
燃:B- 萌:A- 笑:B- 総:A-
シリーズリンク
・僕と彼女のゲーム戦争 <6>(2013/09)
・僕と彼女のゲーム戦争 ゲーマーたちの日常(2014/03)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません