絶名のドラクロア
父ちゃん俺!東京出てオナホリフティングのチャンピオンを目指すよ!
このライトノベルがすごい!文庫2013年9月の新刊。約3日の積み。
『ファンダ・メンダ・マウス』でデビューした大間さんの新作。『オカルトリック02』からは1年振り。
献本を頂きました。有り難うございます。
さて、バイトに勤しむ主人公、向井竜童は明らかに人外の少女と出会う。彼女を追う者達から一緒に逃げている内に、いつの間にか壮大な陰謀劇に巻き込まれていくことに……。
タイトルと表紙からすると、シリアスアクションみたいな雰囲気なんだけど、全然そういう方向性じゃなかったんだぜ。
竜童の一人称文体がやたらハジケてる。
どうせなら、この文体でコメディやれば良いのになぁ。何で、このストーリーで、この文体にしたんだろうか……。
まさか今までのシリーズ、全部こんなノリだったりして……。
気になったのが、挿絵の使い回し。最後にある見開き挿絵の一部を拡大したものを、その前に通常の挿絵として出している。
これを除いても、十分な挿絵量はあるし、水増しというわけではないんだけど、それでもあまり印象は良くないな……。
続刊が出そうな気配が無いでもないが、出たとして続きを買うかは、うーむ。
燃:C+ 萌:B+ 笑:A- 総:A-
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