劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン

劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン コレクターズパック(仮) [DVD]

「戻ってくるよ。あいつは戻ってくる!」

昨年の秋に公開された『電王』シリーズ完結編。まぁ、タイトルが公開された時点で翌年に「帰ってきた電王」やるんだろって言われてたけど。
やっぱり『電キバ』はお遊び的なものだったようで、今度はちゃんとテレビシリーズの最終回から続いている内容。

久し振りに良太郎の時代にやって来たコハナとタロウズは謎のイマジン、ファントムイマジンとシャドウイマジンに襲撃される。既存のスーツの改造臭いフォルムです。
何かコハナの髪型変わってる?
シャドウのキャストはキバットがゲストとして登場。

更にゴーストイマジンに憑依された良太郎が変身する仮面ライダー幽汽スカルフォーム。ゴーストの中の人は神谷浩史さん。また、思いっきり釣りなキャストを……。

何で未だにタロウズ以外のイマジンが存在してるんだとか言っちゃ駄目なんだろうなぁ。まぁ、ジークみたいな特例もあるわけで、そういう例外的なイマジンが他に居ないとは言い切れないが。

幽汽はモロに牙王のスーツの改造。アップになると傷だらけなのが判るんだけど、良いのかアレ……。スクリーンで見たら、もっとはっきり判るんじゃ……。
幽汽って一応、良太郎の特異点の力で変身してるんだよな?と言うか、そう考えないと納得いかん。
腰にはちゃんとデンガッシャーを装備しているが、オリジナルの剣を使用。

電王に変身出来ず、圧倒されるタロウズ。ゼロノスゼロフォームも駆け付けるも苦戦。
そこへ青い車体のデンライナーに乗って、NEW電王ストライクフォームが現れる。契約相手は青鬼モチーフのテディ。
テディがマチェーテディに姿を変えて、NEW電王の武器に。ファイナルフォームライドみたいだけど、と言うことは、ストライクフォームは変身者自身の力ってことなのかな。
テディソードはデネビックバスターみたいなものと考えれば良いのか。つーか、もしかしてマチェットと掛けてるのか?
デンガッシャーも標準装備。

テディのキャストは小野大輔さん。無口キャラなので、あんまり喋らないけど、声聞いたら妊娠する!

さくっとシャドウを撃破。
NEW電王の正体は未来から来た良太郎の孫、幸太郎だった。迫りくる強大な危機に備えて、オーナーが呼んだらしい。

死者の世界を走る幽霊列車を使って生者と死者の時間を入れ替えようと企む男、死郎。彼の目的は最愛の人、ソラを生き返らせること。
特異点である良太郎自身に先祖を殺させることによって、時間を歪ませ、その影響で生者と死者を入れ替えようとしたってことでFA?どうもその辺が最後までよく理解らんかったわけだが。

幸太郎はモモさん達を舐めきっていて、一人で出撃。ファントムを倒したところまでは良かったが、幽汽に圧倒される。そんな彼を救ったのは良太郎の意志の強さと後から追いかけて来たタロウズだった。
デンバードの代わりにオーナーが自転車を漕いでデンライナーを走らせてきたわけだが、オーナー超人かwwww

良太郎が残した手がかりを頼りに約三百年前へと跳ぶ幸太郎達。そこでは助っ人としてジークが待っていた。
って言うか、この時代ではイマジンって外国人扱いなのかよw
情報集めではU幸太郎が活躍。

決戦の火蓋が切って落とされる。モモさんは必死で幽汽の中に眠る良太郎を呼び覚まし、彼を取り戻すことに成功。ここから一気にクライマックスフォームでのとどめが燃える
ゴーストを倒したと思ったら、彼が使っていたライダーパスを死郎が手にし、幽汽ハイジャックフォームに変身。良太郎が変身していたものとは色が違うが、死郎も特異点ってこと?
取り敢えず何や理解らんときは特異点ってことでひとつ。

コハナが人数分のライダーパスを届けてくれたことで、侑斗も加えて、全員で変身。並び立つライナー、ソード、ロッド、アックス、ガン、ウイング、ゼロの六フォーム。次々と決め台詞を言っていくのは戦隊モノに通じるアツさがあって燃える。

結局、特異点である良太郎の影響でイマジン達も変身出来るようになったって解釈で良いのか。まぁ、燃えるから多少の無理矢理は良いと思うけど。
でもイマジンが普通に変身出来るなら、『ディケイド』で良太郎が出て来れなくなっても全く困らんなw

で、VS復活イマジン軍団。死郎の特異点としての力ですね、分かります。
何気に幽汽のデンガッシャーソードモードって電王のとちょっと違うのね。サヴェジガッシャーとかいうらしい。

最後はライナー&ソード&ストライクVS幽汽。何故か、ライナーは途中でデンカメソードを落として、そのままデンガッシャーを使ってました。拾えよw
必殺技を三人でブチ込むのはお約束で燃える。

幸太郎は未来に帰り、めでたしめでたし。あれ、何一つ「さらば」な要素が無ぇ!?

結局、『超・電王』シリーズ始動に向けて、主人公を良太郎から幸太郎に交代させるためのエピソードという印象。いや、凄い面白かったけれども。
既にこの時点で、良太郎と侑斗は特別出演扱いだしな。

果たして、『超・電王』は素直にこの劇場版から繋がっているんだろうか。限りなく近いパラレルワールドと思っていた方が無難そうだけど……。

燃:S- 萌:B 笑:A- 総:S

映画,特撮

Posted by お亀納豆