ぼくのゆうしゃ <6>
〈私はあくまで彼女の人格を元にした人工知能。……時に、女神などとも呼ばれる、ただの美貌の才女でしかないのです〉
「なんで急に若干のドヤ感を差し込んできたの?」
2014年12月の新刊。約1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、前巻の予告通り今回は激動です。魔法都市ルーンヘイムへと到着したトオル達は近くにある《裁きの楼閣》で試練を受けることにするが……。
すっかり騙されたけど、ヨル=ヒロキ兄さんではなかったんだな。かなり近い位置に居たのは間違いないけども。
で、ルゥが犠牲になるという予想外過ぎる展開。おいおい、正直ただの賑やかしだと思ってたわ……。
そして、明らかになるタイトルの意味。ただ、「これはトオルにとっての勇者」という意味であって、「トオルが捉えている勇者という言葉の意味」は指してないんだよな。
となると、もう一度タイトルの意味に言及する展開があるのではないかと思うわけですが……?
今回の展開はトオルにとっては決定的な出来事って感じだけど、これからどんどん児童書では出せない方向へ流れていくのかしら……。いやはや、ストーリーの急カーブ具合が……。
レイアは引き続き、旅に同行しているけど、今回はこれといった活躍は無し。ファルディオとイチャイチャしていただけだな……。いや、彼女が登場してからラブコメ分が加速したので、今後もレギュラーでいてほしいけども。
後書きによると、ファンタジアBeyondで連載中の『ゲーマーズ!』の書籍化が決定したそうで、それが2015年3月に出るとか何とか。
燃:A 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・ぼくのゆうしゃ <5>(2014/08)
・ぼくのゆうしゃ <7>(2015/04)
著者リンク
・ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー(2015/03)
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