サキちゃんと天然さん
著:陸 凡鳥(くが・ぼんちょう) イラスト:連
「大丈夫!まだ一巻だよ!一巻目からそんな強い敵、出るわけない!楽勝楽勝!」
「あかんて!これ書いてる奴、RPG○クールで、初っぱなから魔王百八人登場するゲーム作りよったアホやぞ!世界で二番目に強い敵とか、ばんばん出てくるって!」
約2ヶ月1週間半の積み。ガガガ文庫から『七歳美郁と虚構の王』でデビューした陸さんの3番目のシリーズ。
イラストは同レーベル『突撃彗少女マリア』やスニーカー文庫『ピーチガーデン』でお馴染みの連さん。
粗筋を読んだら、何だか気になったので購入しました。
出されたお題を元に小話をして、話芸の力を競うトークバトルコメディなんだが、素晴らしく面白くなかった。ギャグの8割9割がスベッてる。上述の台詞は数少ない面白かった部分です。
帯には「笑ったら負けかなと思ってる」と書かれているが、じゃあ殆ど笑わなかった俺は勝ち組ですね。
ツボな人はツボなのかなぁ、このギャグセンス。
電車の中で噴き出したらどうしよう、そう思っていた時期が俺にもありました。
面白くなさ過ぎてネタになる作品ってあるけど、これは素直に詰まらなかったなぁ。地雷認定。
燃:C 萌:B 笑:C+ 総:B-
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません