“文学少女”と恋する挿話集 <3>

5月 9, 2010 by
Filed under: ファミ通文庫 

“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)
著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

「と、遠子さんは……井上さんのこと、好き……なんですか?」
「心葉くんは……後輩で……世話のやける弟みたいな子なの……」

「秘密よ。大好きなの」

「誰にも言わないでね」

GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA

AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA、

切ねぇぇえええええ

EEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE

EEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!

切な過ぎて爆発するかと思ったわ!!

約1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。短編集は8ヶ月振り。表紙は単独で千愛。何気に、この人って本編1巻から居るんだよな。

今回はFBonline掲載の短編と文庫未収録だった『今日のおやつ』の残り、そして書き下ろしを大量収録。

『“文学少女”と炎を上げる牛魔王(ミノタウロス)』

FBonline掲載。牛園さんの恋決着編。うう、牛園さん切ねぇ……(´・ω・`)
心葉は何だかんだで、遠子先輩のこと大好きなんじゃねーか。

『“文学少女”と恋しはじめの女給(メイド)』

書き下ろし。麻貴先輩の別荘で働くメイド紗代のエピソードと見せかけて、彼女にこっそりと自分の本当の想いを告白する遠子先輩が切な過ぎます。何か涙出て来た。遠い未来にハッピーエンドが待っているから良いようなものの……。読者殺す気か。

遠子先輩が「跳訳」って言葉を使ってるんだけど、これってガガガ文庫の造語じゃないの?

『傷ついた紳士(テノール)と穢れなき歌姫(ソプラノ)』

書き下ろし。本編4巻『穢れ名の天使』の前日譚。毬谷と夕歌の出会いを描く。これだけだと淡いラブストーリーなんだけど、この後待っている悲劇を思うと……。

『卵の歌姫(ディーヴァ)と彷徨える天使(エンゲル)』

書き下ろし。こちらは『穢れ名の天使』の後日譚。夕歌を喪った毬谷が歌姫を目指す少女と出会い、希望を見付けるかもしれないエピソード。
野村さん、よっぽど、このエピソード気に入ったんだな。

『遠子おばタンの秘密』

何というハートフルコメディ。

『迷える仔鹿(バンビ)と嘘つき人形(ドール)』

FBonline掲載。本編から数年後、教師となった千愛と流人と千愛の教え子、仔鹿の物語。やっぱり、これくらいの鬱程度に抑えていた方が面白いよなぁ。

『頑張る仔鹿(バンビ)と臆病な旅行者(ホリー)』

書き下ろし。『迷える仔鹿~』の後日譚。こういう形で、既存の短編を補完する短編が出て来るのは面白い。

『道化(ピエロ)のつぶやき』

最後の方、実はずっと千愛のターン!!
この人って、本編で解放されたように見えて、実はずっと囚われたままだったんだよなぁ。

果たして千愛に赤ちゃんが出来ても、複雑な人間関係は均衡を保てるのかw

まとめ

というわけで、相変わらずの高クオリティ、短編集3冊目でした。これで『恋する挿話集』は終わりかな?
次は夏頃に『“文学少女”見習いの、卒業。』。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
“文学少女”と恋する挿話集 <2>(2009/08)
DVD付特装版 “文学少女”見習いの、傷心。(2009/12)
“文学少女”見習いの、卒業。(2010/08)
“文学少女”と恋する挿話集 <4>(2010/12)

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