【ラノベ感想】ロクでなし魔術講師と追想日誌 2巻
著:羊 太郎 イラスト:三嶋 くろね
「……ねぇ、どんな気持ち?ねぇねぇ、今、どんな気持ち?生徒が自分に惚れてると勘違いして、ちょっと格好いいこと言っちゃって、ねぇ、今、どんな気持ち?」
2017年4月の新刊。約1ヶ月3週間半の積み。連続刊行。『追想日誌』は1年1ヶ月振り。
表紙の雰囲気は統一していくのか。1巻は在りし日の一幕といった感じで暗めの配色がマッチしていたけど、今回はお出かけを楽しむ三人娘だし違和感がないかしら……。
さて、アニメ放映開始前月と開始月に新刊を出すというお手本のような進行で短編集第2弾が登場。
ドラマガ掲載の短編らしいオーバーな展開がいっぱいだぜ!やったー!本編2巻で登場したツェスト男爵が活き活きしてるの笑うでしょw
短編では非常に使い易いキャラなんだよなぁ。大して出番多いわけじゃないんだが、妙に印象に残ってしまう……。
グレンが得意とする神速掌返し、ベタながら好き。
一時的に記憶喪失になったシスティーナがしおらしくて可愛い。と思ったら、後書きでルミアがヒロインとか言われるから救済措置で書いた短編と説明されていて白目。不憫やで……(´;ω;`)
バリアにされるハーレイ先生可愛そう過ぎて笑う。
セリカとリィエルがお互いに他人の気がしないって思ってるらしいが、もしかして重要なフリだったりする?
相変わらず指紋という概念があったり、PTSD発作という言葉が出て来たりと、どういう世界観なのか理解らなくなることがあるな……。
書き下ろしはグレンがいかにして固有魔術を生み出したかというお話。シリーズタイトルがタイトルだけに基本的に書き下ろしは過去話になるのかな。
ストーリー自体はベッタベタなんだけど、俺、こういう話好きなんだよなぁ。
燃:A 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・ロクでなし魔術講師と追想日誌(2016/03)
・ロクでなし魔術講師と禁忌教典 8巻(2017/03)
・ロクでなし魔術講師と禁忌教典 9巻(2017/08)
・ロクでなし魔術講師と追想日誌 3巻(2018/09)
ロクでなし魔術講師と追想日誌2 (ファンタジア文庫) | |
羊太郎 三嶋 くろね
KADOKAWA 2017-04-20 |
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