【映画/Vシネマ感想】仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーブレイブ&仮面ライダースナイプ【ブレイブ&スナイプ】
「会えると良いな、お前の恋人と」
「会ってみせるさ、必ずな」
概要
すっかり恒例となった平成ライダーのテレビシリーズ後のVシネマ。『エグゼイド』は放送中にあっちこっちでスピンオフをやりまくったから、もうスポットの当たってないキャラいなくない?と思っていたら、まさか2人組3セットのトリロジーだったという。
平成ライダーでのトリロジーは2010年の『超・電王トリロジー』以来だから相当久し振り。
あちらは元から映画だったのに対し、こちらはVシネマの先行上映という形。待ってればアマゾンプライムで観れるようになるとは思うけど、それでは大分先になっちゃうだろうし、折角近場で上映してくれるなら観に行くかと。
Vシネマ、それも3部作ってことで人の入りはどうかと思ったんだけど、初日の08:50開始回としては結構入っていた方なんじゃなかろうか。
朝一だというのに物販にやたら人が並んでたな。何かの特典付き前売り券でも売ってたんであろうか。
導入
夏映画『トゥルー・エンディング』から2年、ゲーム病による消滅者達を復元する研究は少しずつ、しかし確実に前へ進んでいた。
そんな折、あの檀黎斗がガシャコンバグヴァイザーとプロトガシャットを持って脱獄したという報せが入る。それは飛彩と大我、2人のドクターを再び仮面ライダーの変身へと誘うもので……。
黎斗が脱獄出来た理由は超バトルDVD『仮面ライダーパラドクス』を参照のことらしい。絡めてくるよね~。ってか今から見たくなっても最早正規のルートでは入手不可能なんだよなぁ。
復元された小姫とラヴリカ
あれ、小姫は正宗がデータを消滅させちゃったし、ラヴリカは絶版にされたのでは……?と思っていたんだけど、小姫はリセットの影響、ラヴリカはクロノス消滅により復活可能となった模様。
で、それを黎斗が利用するために復活させたという経緯。
強引っちゃー強引なんだけど、一応ちゃんと説明してくれるのは嬉しい。この理屈で言えば、グラファイト復活も問題無くない?
鏡飛彩/仮面ライダーブレイブ
小姫を復活させるための日々を送っていた彼の前に現れる小姫。それだけでも穏やかじゃいられないのに恋とイチャついてるとなるとなぁ……。いや、あれはイチャついていたと言うのか……?恋が小姫にまとわりついていただけでは……。
変身はレベル2、50、100だったか。流石にドレミファビートやドラゴナイトハンターZは出番無し。
花家大我/仮面ライダースナイプ
実は2年前からクロノスの力を手に入れるため仮面ライダークロニクルガシャットを起動し続けていたらしい。苦しみようが尋常じゃなかったぞ……。相当寿命を縮めてるんじゃないの……。
のた打ち回って水場に落ちたりもしてたな。撮影時期、寒かったろうに……。
こちらの変身はレベル2とクロノス。レベル50は無かったかな。
クロノスへの変身は以前のゲーマドライバーへの2本刺しではなくバグヴァイザーⅡとクロニクルガシャットで。
明日那からバグヴァイザーⅡを奪い取る大我。絵面が完全に暴漢に襲われる婦女子で駄目だった。あのシーン、そんなに尺要らなかっただろw
あのバグヴァイザーⅡはポッピーの変身用のだと思うんだけど、今回の戦いが終わった後、回収されたのかしら。
ルーク・キッドマン
アメリカラからニコを追いかけてやって来たゲーマー。それは良いんだけど、一昔前のオタクスタイルなビジュアルが気になって話が頭に入ってき難いなw
彼の言葉がきっかけでニコは再びアメリカへ飛ぶ決意を固めるが、日本に残ってずっと大我といちゃいちゃしていてほしかったぜ……。
年数の経過を示すためか、若干ニコのお化粧濃くなってない?
男の戦い
お互いを思いやるけど不器用だからこそぶつかってしまう飛彩と大我。ボロボロになりながらも戦場へ向かおうとする2人が格好良いですねぇ。
クロノスVSラヴリカ
恋の振る舞いがこれまた憎たらしくて良い悪役。対抗する大我は遂にクロノスへの変身を遂げる。ガシャコンマグナムは勿論のこと、ソードも使ってましたね。いきなりソードが出て来るのはライブ感重視みたいなことなのか。
ブレイブVSラヴリカ
同時に戦ったわけではないが、立て続けにラヴリカと戦ったので、大我との変則協力プレイのような形に。
ラヴリカに攻撃が通る判定がかなり曖昧な気がしないでもないが、そこもライブ感重視かな。
シチュエーション的にラヴリカがお邪魔虫になってしまったから倒せるようになったってことかも。
5分にも満たない僅かな時間だけが2人に許された時間。しかし飛彩にとっては確かな明日への原動力になったのではないか。
八乙女紗衣子
再生医療センター所属の美人女医。バグスターが内包する消滅者の遺伝子情報から復元が可能かの研究を行っているらしい。今回の三部作の鍵を握る人物のようだが……。
坂本浩一監督作品のゲストかと勘違いするほどに色気ムンムン。まぁ坂本監督ならもっと胸元を豪快に開けてきた気がしないでもない。
最初から裏がありそう感がプンプンしていたが、案の定、裏で黎斗と繋がっておりました。2人が密談を行っていたのは、あのネクストゲノム研究所であった。
待って、八乙女先生の父親もドクターって話だったけど、その父親ってまさか財前だったりするんだろうか。
当然、彼女自身にも何か目的があるんだろうけど、黎斗を上手く御しきれるのか……?
檀黎斗
大体いつも通り。飛彩と大我を躍らせたのは、仮面ライダークロニクルのマスターガシャットの複製が欲しかったからとのこと。
つまりクロノスの資格を持つ者がバグヴァイザーⅡでクロニクルガシャットを起動すれば、それが実質マスターガシャットを同じ性能を持つようになるってこと?
そして彼等の前には復元された檀正宗の身体が。ここに再び魂を吹き込むということなのか……。
まとめ
そんな具合で『トリロジー』第1弾でした。1本の作品としてしっかりまとまっていながら、かつこの後も早く観たい!と思わせる上手い作りでしたね。相変わらず詰め将棋みたいな構築である。
個人的には大我とニコのいちゃいちゃがもっと沢山見たかったというのはあるのだが……。
若干とはいえ、大人向けになるVシネマでは間の取り方が贅沢になり全体の尺の割にバトルは薄めか。ギミックが沢山見たいという気持ちがあるとちょっと辛いかもなぁ。
事前に新フォームが無いのも判っていたし、そんなに気にはならなかったかな。
永夢の出番は本当にミジンコみたいなレベル。次は銃撃されるっぽいけど、最後まで変身することは無いんだろうか……。
次は2/17に『パラドクスwithポッピー』、3/3に『ゲンムVSレーザー』と続きます。
燃:A+ 萌:A 笑:A 総:S-
映画リンク
・仮面ライダー 平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー(2017/12)
シリーズリンク
・仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーパラドクスwith仮面ライダーポッピー(2018/02)
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