【ラノベ】ストライク・ザ・ブラッド20 再会の吸血姫【20巻/感想】
著:三雲 岳斗 イラスト:マニャ子
「だって、考えてみてよ。雪菜(ゆっきー)だよ。あの可愛い生き物と二十四時間べったり一緒にいるんだよ。好きにならないなんてあり得なくない?わたしだったら絶対我慢できないよ。即日プロポーズして結婚式場の予約だよ」
断られるという可能性を微塵も考慮してなくて草。
2019年6月の新刊。約1週間半の積み。7ヶ月振りの新刊。
過熱する領主選争の中、〝吸血王〟の目的は着実に前へと進んでいた。欠乏した魔力を補うため、第四真祖が強制的に絃神島の住人から魔力を吸い上げる事態は何としても避けねばならないが……。
夏音の下着姿とかチョロ坂さんの擬似緊縛プレイとかサービスカットはあるものの終始シリアスな雰囲気が漂っていて辛い。
絃神島の人々の安全か、アヴローラの生命か。これは古城選手、厳しい時間帯です。
結局、〝吸血王〟もより大きな存在に踊らされていただけだったのか。負の生命力に身体が耐え切れないと判明してからの落ちぶれっぷりが悲しい。アルェー?第2部のラスボスみたいな登場の仕方だったのにえらくあっさり退場したなぁ。
真祖達とも全然戦わなかったし、今一つ盛り上がり切らなかったような。真祖達がバチバチやり合うのは次巻へ持ち越しかな、
というところで古城はアヴローラを救うために彼女に第四真祖の力を返却し、人間に戻ってしまった。
本人は人間になっても状況に関わる気のようだが、雪菜の力も無くなっちゃったし、どうすんだよ……。真祖と戦うとなると第四真祖の力は必須ではないかと思うが……。
流石にこれがラストエピソードでしょ……と思っていたのに、後書きでしれっと日常回への復帰はもうちょっと待ってくれ、みたいなことが書いてあって白目。どんだけ長寿シリーズにするつもりなんだよw
燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・ストライク・ザ・ブラッド19 終わらない夜の宴(2018/11)
・ストライク・ザ・ブラッド21 十二眷獣と血の従者たち(2020/01)
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