著：ケンノジ　イラスト：やすゆき

「「「「これが心象風景の具現化か━━」」」」

2019年10月の新刊。約１週間の積み。７ヶ月振りの新刊。
まさか打ち切りか……と不安になっていたところに新刊が無事刊行。と思いきや、最終巻だったでござる。ぎゃふん。
表紙でウェディングドレスなんて絶対完結するやつじゃん……。

さて、相も変わらずいちゃらぶな日々を送る誠治と柊木ちゃん。しかし、いくらタイムリープを繰り返しても現代の柊木ちゃんとの関係は進展しなくて……。

多少のトラブルはあっても、そのまま過去を改変し続けてすぐにハッピーエンドになると思っていたんだけど、意外と真面目に教師と生徒、年の差カップルの問題に向き合っていった感じ。

大好きな兄のために柊木ちゃんに怒る紗菜、めっちゃアツい……。何てええ妹ちゃんなんや……。紗菜にも幸せになってほしい……(´；ω；`)

ラストは誠治が27歳になり、柊木ちゃんにプロポーズをして〆。30代になった柊木ちゃんをちゃんと描いたのは好印象ですね。
そうでないと年上ヒロインが良いのは若い内だけってなっちゃうしな……。

総評

そんな具合で年上ヒロインは良きものであるＧＡ文庫『高２にタイムリープした俺が、当時好きだった先生に告った結果』全５巻、これにてハッピーエンド。文庫だけだと足掛け１年９ヶ月。

極力ストレスの掛からないストーリー運びが良かったですね。そうそう、こういうので良いんだよ。
「それバスケや！」のツッコミは今でも憶えている名ギャグシーン。

もうちょっと読んでいたかった気もするけど、これくらいの冊数ですっぱり終わる方がダラダラしなくて良いのかな。

燃：A+　萌：Ａ　笑：A-　総：A+

シリーズリンク
・高２にタイムリープした俺が、当時好きだった先生に告った結果 ４巻（2019/03）

スポンサーリンク