【ラノベ】29とJK8 ~そして社畜は今日も働く~【8巻/最終巻/感想】
著:裕時 悠示 イラスト:Yan-Yam
「それだ!花恋!」
「ふぇ、どれですかぁ?」
「その目だ。その目こそ、社畜の目だ。忘れるなよ!」
城尾さん、エッロ!!!!!!
2020年1月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は原点に立ち返ったかのような槍羽さんと花恋の2人で、このサブタイである。しかも劇中ではいよいよかつての憧れ、御旗との決戦。うわ~、これは終わっちゃうでしょ……。
ピンナップに遂に城尾さんが進出。流石にこれはエロ過ぎでしょ……。完全に成コミの世界ですやんか……。
裏が城尾さんで、表は真織。あれ、メインヒロイン押し出されちゃったか……w
コールセンターの取材を行うため変装して槍羽さんの職場にバイトとして潜り込んだ花恋。野暮ったい文学少女って感じでめっちゃ可愛いですね……。むしろいつもよりも可愛いまである。
御旗とい強大な敵に立ち向かう槍羽さんの周りに次々と頼もしい仲間が集まってきてくれる。これまで槍羽さんの行いが人々を引き寄せてくるんだよなぁ。こういう流れ、ほんとすこ。
夏川社長が実務で力を貸してくれるとか完全にレジェンド参戦級のスペシャルイベントでしょ。
荒れ狂っていた内心を暴かれてしまった御旗の何と惨めなことか。憧れていた存在の堕ちた姿をまじまじと見させられるどころか、今の自分達を守るために積極的に落としていかなきゃならないのは半端無いストレスであろう。
そんな事を言いながらもやめるわけにはいかない。だって仕事なんだから。というわけでエピローグに入った時点でもうこりゃ終わるわ……という雰囲気バキバキだったが、案の定。
総評
そんなわけで年の差ラブコメと見せかけてバッキバキのお仕事小説だったGA文庫『29とJK』、これにて完結。足掛け3年7ヶ月。
ラブコメと仕事とはこんなにもクソったれなものなんだというパッションが迸っていて非常に楽しんで読めたシリーズでした。
ヒロインズがすげー可愛くてなぁ。城尾さんがメインヒロインのスピンオフとか出してもええんやで……。
後書き曰く、書き切ったため完結とのこと。もうちょい続けることは可能だったようだが……。個人的にはもう少し恋愛方面できっちり山場を迎えてから終わらせた方が据わりは良かったのではないかと思う。
批判されることが多かったってマ?こんなに面白いのに……。いや、メインターゲットには響かない内容だったのかもしれんが……。まぁ、2シリーズをほぼほぼ止めた上でやってたからってのもあるかもしれない。
で、『レネシクル』と『俺修羅』は続きを書いているとのこと。『レネシクル』の方は600ページを超えており、完全な形で出せるかは分からないと。あれか、後2冊出せるほどの売り上げは無いという判断なんだろうか。
ってか、流石にもう出ないでしょって思って昨日倉庫にぶち込んだばかりなんですが……。何マーフィーの法則発動してくれてんねん。
燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・29とJK7 ~さらば、憧憬~(2019/09)
著者リンク
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 14巻(2020/05)
スポンサーリンク
SBクリエイティブ
売り上げランキング: 5,455
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません