【ラノベ】29とJK7 ~さらば、憧憬~【7巻/感想】
著:裕時 悠示 イラスト:Yan-Yam
「……クソ食らえ、だ」
「えっ?」
「クソ食らえだって言ったんだ。楽しいわけがないだろう、仕事なんてものが」
「じゃあ、いやいや働いてるんですか?」
「当たり前だ!」
「働くことへの誇りとか、やりがいとか、そういうのないの?」
「ないね!まったくないッ!」
100万回くらい頷いて首へし折れた。
2019年9月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は花恋と渡良瀬さん。この配置だと渡良瀬さんが29歳みたいだな……。
サブタイは「どうけい」ではなく「しょうけい」と読むようです。
今回も口絵の水着ピンナップは本編と掠りもしていないよ!やったー!ここまでくると潔いな……。
さて、お仕事小説コンテストで見事受賞をもぎ取った花恋。槍羽さんはそんな彼女の保護者として御旗さんの城ビビッドブルーに乗り込むが……。
あ~、やっぱり御旗さんのヒットの裏にはドス黒い仕掛けがあったのか……。また、そのブラックさ加減が振り切れ過ぎなんだよなぁ。
真織のラノベ編集者はヤクザって認識、あながち間違ってないのでは……。
かつて憧れた敏腕編集、御旗さん。その姿は幻想だったのか。自分の憧れと花恋の夢を踏みにじった敵が今度の相手か。
気に入らないからぶっ潰す。理由なんて、それだけで十分だと言い切る槍羽さん、格好良い。正当な理由があってこその話ではあるが。
対峙する2人の男を見開き挿絵で、しかも次巻への引きとして使うとは何て贅沢な……。
一方、城尾さんエロ過ぎ問題である。こんなん即ハボですわ。朝っぱらから1度限りの肉体関係を求めてくるとか完全にエロゲ世界の住人になってる……。
おい、本来サービス要員として機能する筈の2人のJKは何をやってんだw
いやしかし毎回、後書きで作者の精神状態を心配させるのやめてくれ……(´・ω・`)
燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・29とJK6 ~あなたの隣を歩きたい~(通常版)(2019/05)
・29とJK8 ~そして社畜は今日も働く~(2020/01)
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