【ラノベ】シノゴノ言わずに私に甘えていればいーの！②【２巻／感想／ネタバレ】

著：旭 蓑雄　イラスト：なたーしゃ

「ああ、働くなんて馬鹿らしいこと、世界からなくなったらいいのに！ルルフェル、私にはあなたの気持ちがよくわかるわ。怠けることほど幸せなことはないの。怠惰と書い『こうふく』と読むのよ」

（深く頷く音）
2020年２月の新刊。約３日の積み。４ヶ月振りの新刊。
さて、相変わらず労働に精を出す拓務と彼を甘やかそうとするシノさん。そんな拓務の隣室にルルさんという美女が引っ越してきて……。

うわぁ、早速美少女／美女を増やして話を膨らませる展開やんけ……。拓務とシノさんがいちゃいちゃしているパートは素直に萌える仕上がりなのに、新キャラが混ざってくると途端に面白さが激減するという。いや、カンフル剤としてサブヒロインを出した方が話が回し易いというのは理解るんだけれども……。

拓務は世の中には様々な業種があると考えて興奮するとかヤバいでしょｗ
自分が働くのが大好きなけじゃなくて、他人の仕事にまで興味を持つなんて……。
一方、怠惰の悪魔の世界では、労働が悪なのでシノさん達の活動も仕事ではなく遊びという括りになっている模様。それはそれでﾄﾞﾁｬｸｿブラック環境なのでは……。

１巻ではあんなに甘やかしを嫌がっていたのに、すっかり骨抜きにされつつある拓務とシノさんの関係性がめっちゃ良いんだよな……。もっと紙幅を割いてくれたら良いのに……。よく理解らないサブヒロインだらけのドタバタとか要らないのよね……。

結構綺麗に〆られており、このまま続刊出ないのでは……という雰囲気。後書きによると『はじらいサキュバス』の４巻が出せることになったらしいが、どうなることやら。
個人的にはもうどちらの続きが出てもスルーかねぇ……。

燃：Ｃ　萌：A+　笑：A-　総：A-

シリーズリンク
・シノゴノ言わずに私に甘えていればいーの！（2019/10）

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