【ラノベ】りゅうおうのおしごと! 12巻 小冊子付き限定版【感想/ネタバレ】

りゅうおうのおしごと! 12 小冊子付き限定版 (GA文庫)

著:白鳥 士郎 イラスト:しらび 監修:西遊棋

耐えて、耐えて。
耐えて耐えて耐えて耐え抜いてこそ、私の青春は光り輝く。この銀のように。

2020年2月の新刊。約4日の積み。半年振りの新刊。
通常版の表紙は手を繋いだ八一と姉弟子ということで、前回の表紙を飾った子供の頃の2人からの続きとなってるのエモくないです?

さて、お互いの気持ちを確認し合った八一と姉弟子。しかし三段リーグはまだ道半ば。姉弟子がプロになるまでは、大切な気持ちを封じ手とした2人だったが……。

まだ八一は姉弟子との関係が変わったことをはっきりとは周囲に伝えていないけど、もうこれ殆どバレてるだろ……。あちこちでいちゃいちゃしてるしな……。
そんな中、天ちゃんは落ち込むどころか更にアグレッシヴに攻めてきてなぁ。これは八一選手、厳しい時間帯です。

一方、あいの方がまだ爆発してないのが怖過ぎでしょ……。今回はシリアス優先のムードだったのか、むしろ銀子をナイスフォローといった具合だったが、恋心にはどう決着をつけるんだろう。仮に決着をつけたとして、弟子として一緒に暮らすのはしんどくない……?大丈夫……?

白鳥さん自身も言っているが、八一よりも姉弟子がどんどん主人公っぽい立ち位置になってきてるよねぇ。八一のピークって、どうしても本来完結予定だった5巻なんだもんなぁ。勿論、八一の活躍シーンもちゃんとあるんだけど、いかんせん姉弟子の境遇が修羅場過ぎてなぁ。
対局中に胃液を巻き散らしたり、自分で肋骨を叩き折ったりと棋士って大変ですね……。

プロへの扉を開く者もいれば、道半ばで倒れる者もいる。鏡洲さんは届かなかったか……。途中で将棋を諦めた人には何も他に残らないという話、えげつないな……。それが理解っていてなお、やめられないほどにハマれるものがあることが幸せなのかどうか。
鏡洲さんはまだ出番あるのかな……。

限定版の小冊子はひたすらに銀子尽くし。白鳥さんの銀子についての解説やイラストギャラリー、書き下ろし小説等が収録されている。
完全に姉弟子ファンのためのボーナストラックとなっており、銀子にゃん最高にゃん!!となること間違い無しである。しかし僕は桂香さん派なんだよなぁ<聞いてない

燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
りゅうおうのおしごと! 11巻(2019/08)
りゅうおうのおしごと! 13巻(2020/08)

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Posted by お亀納豆