【ラノベ】聖剣学院の魔剣使い 2巻【感想/ネタバレ】
著:志瑞 祐 イラスト:遠坂 あさぎ
「嬉しいけど、女の子にこういうことしてると、将来、夜の魔王になっちゃうわよ」
2019年9月刊行物。約2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はセリアさんのお付きのメイド、レギーナ。
さて、帝国の第四王女アルティリアが〈第〇七戦術都市〉を訪れることに。将来的に自国との関係性を模索する必要のある相手の登場に、レオは情報収集を図るが……。
開幕早々セリアさんの指フェラがえっち過ぎて笑っちゃった。まさに清楚と淫乱の性質を併せ持つってやつだね。くそっ、朝っぱらからチンチンイライラさせやがって……!
それにセリアさんの水着姿、色とデザイン、布面積の所為でどう見ても下着です。本当に有り難うございました。髪をかき上げる仕草の色っぽさよ。
そんなセリアさんがレオを放っておけないのはどうやら何か理由がある様子。まさかレオが追い求める女神ロゼリアの転生体なのか?そんなベッタベタなことある?アニメで見たロゼリアのビジュアルとセリアさんはあまり重ならないが……。
〈ヴォイド〉への対抗手段として聖剣に覚醒した人々。しかし亜人が聖剣に覚醒することはないという構図がよく理解らない。
〈ヴォイド〉によって滅ぼされかけた人類を救ったのが〈帝国〉の主導した〈人類統合計画〉だったってのも何かマッチポンプ感があるんだよなぁ。
亜人を滅ぼしたい何者かの意図が裏にあるんだろうか……。若しくは対立を煽りたい?でも亜人側にも力を与えないと成立せんよな。それが魔剣だったりする……かな……?
今回のボスは〈ヴォイド〉に堕ちた〈魔王殺しの武器(ジ・アーク・セヴンス)〉のひとつ、〈ゾルグスター・メゼキス〉。
この〈魔王殺しの武器〉、いまいち内訳が理解らん。名前からすると全部で7種あるんだろうけど。勇者レオニスが手にした魔王殺しの剣は4本とあるが、その4本全部が〈魔王殺しの武器〉なのかもよく理解らない。いずれ説明しちくれ~。
またレオは影の中にシャーリとブラッカスの他にもう1人戦力を保有しているとか。いつ叛逆してくるか分からない危険な存在らしいが……?
六英雄と八人の魔王って、どこまで劇中に出て来るんだろうか。今からワクワクしちゃうね。レオはどちらにもカウントされてるってことでいいのかしら。
アニメのED映像でヒロインのひとりとして扱われていた孤児院のティセラ。一応、今回は準ヒロインくらいの扱いはされているのね。ここからストーリーの中核に食い込んできそうな感じはしないけど……。どっかで聖剣が覚醒すんのかな。
そんなティセラ、本文中では紺色の水着としか表現されていないのに、口絵では旧スクになっていて吹く。セリアさんが買ってあげたもので、かつレオが似合っていると言っているのにスク水なのはおかしいだろw
いや、実際似合ってたしえっちだったけどもw
今回はレギーナとのフラグをしっかりと立てたレオ。他の第十八小隊メンバーである咲耶やエルフィーネ先輩とも少しずつ接点が増えてきている。
咲耶は暗い過去を抱えている様子が見てとれるし、フィーネ先輩はいち早くレオの異質さに気づいている様子だし。どちらのお当番回が先に来るのかな。
後書きでちらっと触れているレギーナのネーミングの由来は多分ラテン語の「regina=女王」ってことやろなぁ。そうなると、やがて女王となる存在なのか……?と深読みしちゃうけど……。
燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・聖剣学院の魔剣使い(2019/05)
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