【アニメ/映画】風都探偵 仮面ライダースカルの肖像【感想/ネタバレ】
「似合う男になれ━━━━」
2024/11/08より期間限定にて劇場公開。後日2024/12/21よりU-NEXTにて独占配信開始。私は配信で視聴。
アニメの放送終了からおよそ2年、『風都探偵』の続編が映画で登場。2期は予想していたけど、まさか映画とは……。
普段の東映特撮のVシネクストと同じで公開から3週間後には配信が始まるでしょと高を括っていたけど1ヶ月半くらいは待つことになっちゃったな。
尺は約80分。翔太郎はときめに鳴海荘吉/仮面ライダースカルの物語を語る。おやっさんとの出会いから弟子入り、そして別れ。フィリップと初めてWに変身したビギンズナイトのことを……。
あちこちで語りに語ったビギンズナイトや過去編を1本の映画として再構成。最早ビギンズナイトは擦りに擦っているので、どこまでが既出でどこからが新規要素なのかさっぱり理解らないw
おやっさんのキャストは渋格好良い役をやらせたら右に出る者はいない津田健次郎さん。アニメ版のキャラデザにあの声が乗ったらさいつよとしか言いようがない。変身しなくてもクッソ強いんだから堪らない。
翔太郎が初めておやっさんのことを知ったシーンに登場していた歌姫メリッサ。その歌は『MOVIE大戦CORE』では亜樹子役の山本ひかるさんが歌っていたので、今回は亜樹子役のみかこしに歌ってもらいましたって、曲こそ違えど拘り過ぎていて気持ち悪いんだよなぁw
更には『MOVIE大戦CORE』の挿入歌、吉川晃司さんが鳴海荘吉名義で歌う『Nobody’s Perfect』も使用されている。
翔太郎がおやっさんにやっと弟子入りを認めてもらうシーン、グッときましたねぇ……。
アニメでは初登場となる園咲冴子さん、えっちな身体しとりますなぁ。タブー・ドーパントの動きは特撮では難しそうな表現になっていて何とも不気味なものに。
シュラウドのキャストは特撮版から引き続き幸田直子さんが担当。声優さんを起用していた部分はそのまま引き継ぐ方針ってことなのか。
『MOVIE大戦2010』の時はまだ本編にも登場しておらずバトルスタイルが定まっていなかったため、あまり動かせなかったファングジョーカー。今回は満を持して大暴れである。
その相手に選ばれたのは、本作完全オリジナルキャラとなる冴子の部下、大嶋凪/オーシャン・ドーパント。
仮面ライダー映画のラスボスらしく、巨大なバケモノに変化。大嶋の甘いマスクや福山潤さんの声に似つかわしくない不細工なデザインだったのが意外。
海戦ということでハードスプラッシャーも登場。ハードスプラッシャーに乗るファングジョーカーなんて、ここでしか見られないのでは?まーた売るもの無いのに販促してるwwwww
更にはフィニッシュ曲として『W』のOPまで。至れり尽くせりだなぁオイ!
大嶋は冴子の男シリーズのゼロ号みたいな扱いなのね。冴子は口では使えないと言っていたけど、彼の死には思うところがある様子で。ふたりのエピソードも気になりますね。
エピローグでは本来、おやっさんとフィリップが変身する筈だったWサイクロンスカルが戦うイメージ映像も。設定だけは以前からあった筈だけど、姿が明らかになるのはこの映画が初めてっぽい?ここぞとばかりにアーツも出るようだし、『W』止まんねぇなw
万灯達、裏風都のシーンではジョーカー・ドーパントの映像も。漫画ではときめが変身するまで姿は出てなかったよな?どうだったっけ。
EDはこれまた吉川晃司さんが歌う『似合う男になれ』。くぅ━━━━ッ、タイトル!!!!!
そんなわけでまさかの映画でした。入れられるもん全部入れてやるの精神がエグいんだよなぁ。
流石にこのタイミングで映画をやったってことは2期やるでしょうね。何ならもう製作始まってるくらいはありそう。
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・風都探偵 最終話「超人r/終焉、そして……」
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