【小説】ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡【2巻/感想/ネタバレ】
著:野村 美月
「お姉ちゃんは……カタリベさんを待ってるんだよ……。カタリベさんじゃなきゃダメなんだよ」
2024年4月刊行物。約2週間の積み。半年振りの新刊。
2巻からは文庫書き下ろし。
今回も連作短編形式で進行しながら、最後は糖花と語部さんの物語へと収束していく形式。
完璧超人かと思われていた語部だけど、一度崩れるとクシャクシャになっちゃうのね。確かに糖花との出会った時も雪で足を滑らせてたんだったか。
語部さん不在で大ピンチの時にこれまで関わってきた人々が助けに来てくれる展開はベタながらアッツいよね。
終盤、急に叙述トリックを仕込んできたのには驚いた。そういや野村さんはライトミステリ的な作風も持ち合わせてたっけ……。
ずっと一緒にいると誓い合った糖花と語部さん。嘘みたいだろ、まだ付き合ってないんだぜ……。はよくっつけやw
燃:A 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・ものがたり洋菓子店 月と私 ひとさじの魔法(2023/10)
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