アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <2>
どこまでが侵略で。
どこからが啓蒙か。
自由や平等という概念を持ち込むことは━━本当に正義か?
2012年1月の新刊。約3ヶ月半週間の積み。連続刊行。扱いとしては1月の新刊だけど、正月スケジュールで年末に出ています。
さて、テロ事件から数ヶ月。神聖エルダント帝国にオタク文化は順調過ぎるくらいの速度で浸透していっていた。
しかし、娯楽が圧倒的に少なかった帝国民にとって、それ等は刺激が強過ぎて……というお話。
慎一以外にもオタが増えたので、1巻よりはパロディが増えてきたかな、と。『まかでみックス』弾き語んなw
また、MF文庫J『キャットテイル・アウトプット』の話も。
今回もまた、自分は侵略者ではないのかと懊悩することになる慎一。おふざけ殆ど無しのガチ展開です。
それがまた面白いんだが。
凄い勢いで染まっていく帝国民も傍から見ている分には面白い。親御さんはたまったものではないだろうがw
いやぁ、面白い。自然とお説教に入る傾向が、他のシリーズに比べて強いんだけど、それがまた良いな。
あと、一息でSランクに到達出来る。
やっぱりミュセル可愛いよミュセル。
慎一の妹は紫月(しづき)っていうらしいけど、『君の居た昨日、僕の見る明日』のヒロインの片割れが詩月って名前だったよなぁ。
偶然被ったのかしらん。
次は2012年5月に3巻です。
燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <1>(2011/12)
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <3>(2012/05)
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