神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード <2>
「ユズリハルルカ・ナ・ダフニーフィラムたんだ!」
「いっ……?」
「市民登録番号02973!トルバス神曲学院の常駐精霊ながらも院外に出向く事が多いので学院生徒でもあまり出会う事が無いというレア度!精暦一〇〇五年 のトルバス精霊美人コンテストでは参加番号228番、身長は166、スリーサイズは上から87、58、88の隠れ巨乳ッ!!けしからん!萌えッ!」
2012年8月の新刊。約1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。『アフタースクール』からは連続刊行。
通算63冊目ということで、『ポリフォニカ』最新シリーズの続刊が早くも登場。いや、ホント早かったよな。
表紙はコーネリア。こっちは巻毎にキャラを変えていくのかな。と思ってたら、次巻でまたウリルに戻るとか、ありそうだけど。
さて、今回は電子雑誌GA文庫マガジンでの連載分を収録。GAマガジン等に収録された短編はどこいったんだ……。
イラストは各短編毎の扉絵は既存のカラーイラストの流用、挿絵は分配の仕方から推察するに、文庫化に当たっての描き下ろしなのか。
ってか、挿絵少ないな……。
新キャラ、オーガスト&エイプリルのクシヅカ兄妹を加えて、新展開。
楽団という形で、ウリルに神曲を奏でさせることに成功したラグナス達だったが、現行の法制度では、合奏による神曲楽士の存在が認められていない。
それ以前に、3年への進級試験も控えていて……という導入。
冒頭で、いきなりユズリハが出て来て、テンション上がったのは俺だけではない筈。
注目すべきは勿論、オーガストさんだよな!トルバス神曲学院の生徒でもないのに、やたら出て来る質の良い変態で素晴らしい。
しかも、この変態、ただの変態だけじゃなくて、ストーリーの構成上、重要な要素を担っているというアレ。
ラグナス達は残された2年間で、神曲楽団の在り方を見付けるために、学院内で神曲楽団の便利屋を開くことを思いつく。
これで、ストーリーにかなりバリエーションを持たせることが出来るようになったな。それこそ何でもアリだよなぁ。
となると、少々無茶な展開でも出来るんじゃないかって話で、他のシリーズのキャラをゲストで引っ張ってくるってことも出来るんではないかと。
学院でのドタバタに主眼を置いたためか、ティアンは名前しか出て来ません。TRPG組の小説とか出しても良いのよ?
そんな感じで第2巻でした。サウンドドラマ化も決定したし、これはアニメ化ワンチャンあるで!
MF文庫J『変態王子と笑わない猫。』のアニメ化に便乗しようぜ!
燃:B+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード(2012/05)
・神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード <3>(2014/03 )
シェアード・ワールドリンク
・神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール(2012/07)
・神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール <2>(2012/10)
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