いつか天魔の黒ウサギ5 夏休みカタストロフィ
著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐
《さーどうしよ。全部壊す?君の好きにしていいよ。ばけものは君だ。いっぱい暴れようぜ》
約二ヶ月一週間の積み。隔月刊行。鏡さん四ヶ月連続刊行第三弾。
さて、泉とエントリオ兄弟をメンバーに加えた生徒会は《軍》の主導で強化合宿を行うことに。
夏!合宿!海!水着の女の子………………が出て来ない……だと……?いや、文中に記述はあるけど、挿絵が無いっていう。
いや、女性読者も意識してたら、こんな感じになるってのは理解るんだけどさ。それならそれで、月光のセクシーな胸元でも晒せばよかったんじゃないかと思うわけですよ。
で、相変わらず文章はものっそ軽いのに内容は重い。泉が病気で十八歳までしか生きられないとか、また重い設定が飛び出してきましたよ……。
絶望に絶望を上塗りするとか、ほんとにもう……。
また、風呂敷の広がりが収まる気配が無ぇ。全くもって無い。日向もどうも本当の思惑を隠してるっぽいしなぁ。《天魔》とか《月の外側の神》とか把握しきれねぇw
そして主人公、大兎の暴走。《軍》から受けた改造の所為で大変なことに。
今巻はそんな大兎がミライの母親を殺しに行くところで終わっている。どこまで鬱にするつもりなの?
そろそろ短編集を出して、息抜きをですね……。
燃:B+ 萌:A- 笑:C+ 総:A
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