【漫画】パタリロ! 17巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「もしもし梅村さん?貸した金いつ返してくれるのかね」
1983年5月刊行物。
『11月のサナトリウム』は少年という存在がいかにキラキラしているかというお話。冒頭とラストにオシャレなポエムみたいなの入れてくるのエモいよな。
『マライヒの浮気』はバンコランの浮気に業を煮やしたマライヒが一計を案じるエピソード。バンコラン、浮気に関しては誠意が1ミリも無くて笑っちゃうな。「愛の女神にかけて誓う」って平気で嘘つけるの図太過ぎるでしょw
4話に渡って展開される中編『バンコランv.s.バンコラン』ではバンコランの叔父キーンが登場。バンコランの少年時代に影を落とすきっかけとなった存在が再び彼の前に現れる。
エトランジュ王妃、キーンにもときめいており、この人、意外と節操がないな……。惚れっぽいというかさ。
同じバンコランの姓を持つ相手ということで一筋縄でいく筈もなく。デミアンといい、バンコランにとっての強敵っていつも身内だよな……。つら……。
マリネラのダイヤ販売網を潰そうとしてくるキーンは容赦が無い。勿論、ただ黙ってやられているパタリロではない。噛みつかれたら全力で噛みつき返すパタリロの行動力、見習いたいものである。
一区切りこそついたが、バンコラン同士の対決は次のステージへと。ここから長編展開に入る筈。
あ、タイムワープ、まだ出番があったね。
そういえばいつの間にかクックロビン音頭が出て来なくなってない?擦り過ぎて魔夜さんが飽きてきたんだろうかw
燃:A 萌:B 笑:A+ 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 16巻(1983/02)
・パタリロ! 18巻(1983/07)
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