俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる　＜12＞（通常版）

著：裕時 悠示　イラスト：るろお

俺は、俺はヒメの奥ゆかしくて優しい性格だって大好きなんだ！ヒメの人格あってこそのあのお尻だっ！あの極上なまろやかな曲線は、物静かで大人しいヒメが持ってるからこそいやらしいんだッ！

2016年11月の新刊。約１週間の積み。５ヶ月振りの新刊。
ドラマＣＤに特に興味が無かったので限定版はスルーしました。

まさか暫くは毎回『２９とＪＫ』と同時発売するつもりなんだろうか……。新シリーズ始動時に既存シリーズと同時発売する手法は昨今、珍しくなくなったが２巻以降でも同時発売するってのは、なかなか見掛けない気がする。
個人的には短いスパンで１冊ずつ出してくれた方が嬉しいのだが。

表紙は鋭太とヒメ。鋭太の表情がやたらシリアスでタイトルロゴを差し替えたら、そのままバトルものですって言っても通りそうｗ

さて、ハイクオリティなコスプレ姿がネットで拡散され、一躍時の人となったヒメ。パチレモン復活のため、ヒメを利用しようとする真涼と、ヒメのための道が分かれることもやむなしと考える鋭太。
かくて本当の修羅場の足音はすぐそこまで迫っている……。

季節は学園祭のシーズンに。鋭太のハーレム宣言は徐々に拡散し、勿論快く思わない人達も出て来るわけで。
覚悟を固めた鋭太は生徒会長の役割を真っ当し、目標に向けて邁進していく。ここ数巻で一気に悟った感じがあるな。

ただ、今のところ鋭太自身の幸せは随分と蔑ろにされているのが気になる。うーん、これでは千和達も納得いかない結末しか待っていないよなー。その辺が完結への鍵になるのかしら。

初期のハジケたテンションはなりを潜め、重苦しい展開に。
文字密度も初期の頃より格段に増しているんじゃないか？当時、そんなことまで考えて読んでなかったけど。

爆発しそうで爆発しないカオルの存在が怖くなってきた。大分、暗い面が見えてきたが……？
今回の章扉は『グランブルーファンタジー』かな。

後書きがクソ真面目過ぎて、段々裕時さんの精神状態が心配になってきた……。
次は同時発売の『２９とＪＫ』２巻。

燃：Ｃ　萌：Ａ　笑：A-　総：Ａ

シリーズリンク
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 11巻（2016/06）
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 13巻（2017/09）

著者リンク
・２９とＪＫ ～業務命令で女子高生と付き合うハメになった～（2016/06）
・２９とＪＫ２ ～大人はモテてもヒマがない～（2016/11）

キャンペーンリンク
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