輪環の魔導師7 疾風の革命
著:渡瀬 草一郎 イラスト:碧 風羽
「我ら魔人の弟子は自由に動く。正義も悪も知ったことじゃない。味方すべき側に味方し、敵対すべき側に敵対する。
だから、ロンドロンド騎士団━━君達の横暴を、今、ここで止めさせてもらう」
約3ヶ月2週間半の積み。9ヶ月振りの新刊。おいおい、間空き過ぎだろう……と思ったら、間に『陰陽の京』が入ってるのか。
さて、口絵でセロがまさかの男の娘化でビックリする。
第2部本格始動といったところで、聖教会が動き出したことにより、勢力関係が複雑になってきました。魔族側も単純に悪い奴じゃないってところが強調されてきて、その内仲間になりそうなフラグ。
エスハールはマリアンヌの虫籠に封印されたそうだけど、この虫籠って『パラサイトムーン』3巻で弓が囚われたアレだよな?
エスハールの名前にクラムクラムと入っているのもよく理解らん。魔導具の名前に迷宮神群の名前が入っているのは理解るんだが。
ちょっと、どう『パラサイトムーン』と繋がってるか早く説明してくれよ!凄ぇ気になるよ!
また、電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編のゲストキャラ、クレハが再登場。こういう形で短編を繋げてくるのは面白い。しかし、文庫には収録されなそうな気配……。
一方、ラブコメ的にも盛り上がって参りました。一度で良いから、ラブコメメインで1冊書いてもらえないだろうか。
そしてルナスティアに監禁されちゃうアルカイン萌えと言わざるを得ない。
今回、後書きが妙に病気チックだったのは気のせい?
燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+
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