【コミカライズ】スクラップド・プリンセス 3巻【最終巻/感想】
原作:榊 一郎 漫画:宗我部 としのり
「どんなことをしてでも妹を護り抜くと誓ったんだろう!?だったらためらうな!!」
2018年7月の新刊。
今回は丸ごと原作2巻『赦されざる者達の騒動歌』を収録。開幕早々、ラクウェルの変なデザインの服が気になる。何の動物なんだ……。
ゲストヒロインとなる宿屋の娘ウイニアは随分と原作と見た目の雰囲気が違うな……。褐色肌は作画上、都合が悪かったりするのか。
で、2巻といえばお前ら、ちょっとシリアスなファンタジーだと思ってた?残念!ガチでまっくろくろすけでした!ということが判るえげつない巻なわけです。
今改めて見ても〈中継点〉、えぐ過ぎるでしょ……。完全にホラーの世界ですわ。
多くの謎を抱えて、パシフィカ達の逃亡の旅は続く……というところで終了。うっそだろ、これからじゃんかよ……。ゼフィリスすら出て来てねーじゃん(´・ω・`)
総評
そんなわけで時を超えて、まさかのコミカライズ。ファンタジア文庫原作『スクラップド・プリンセス』全3巻でした。コミックスだけで言うと足掛け1年2ヶ月か。
超絶作画というわけではないのだが、原作の雰囲気を上手く再現していて楽しめました。主要キャラはもうちょっと大人びてるくらいのデザインの方が良かったが。
うーん、今の時代にコミカライズしてもらえただけでも有り難いと思うべきなんだろうが、いかんせん終わるのが早過ぎる。原作2巻までってお前……。せめて5巻くらいまではやってくれると思っていたのに……。
『リウイ』や『オーフェン』というビッグタイトルと並ぶのは分が悪かったということなのかな……。
燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・スクラップド・プリンセス 2巻(2018/01)
スポンサーリンク
スクラップド・プリンセス 3 (ファミ通クリアコミックス) | |
宗我部 としのり 榊 一郎
KADOKAWA 2018-07-14 |
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません