【映画】君の膵臓をたべたい【感想】

「君もあたしも１日の価値は同じだよ？」

2017年７月公開の実写映画。日本映画専門チャンネルで放送していたので観てみようかなと。
原作の大元はなろう小説なのね。

実写映画化するにあたって本編の12年後が設定され、その時代から過去を回想する形式として構成されている。
原作既読組としてはどうなだろう。蛇足なっちゃってたりしない？

友達付き合いもせず、高校の教室でも１人で本を読んでいるような主人公、春樹はある日、クラスメイトの山内桜良（さくら）が膵臓の病気で余命１年程度であることを知ってしまう。
ぐいぐいくる桜良の調子に引っ張られてしまう春樹だったが……。

このおちょくってるのかマジなのかさっぱり理解らない桜良の態度がなぁ……。めっちゃ可愛くてズルいだろうがよ……。何回もてめぇ！とかおのれディケイド！とか思わされたぞ。
こんなの好きにならないとか無理ゲーでしょ。

事あるごとにガムをくれようとするクラスメイトの存在感何なのｗ
彼への春樹のリアクションが徐々に変わっていくのが心境の変化を表していて良い演出でしたね。

概要は知っていたから奇跡が起こって助かるなんて展開があるとも思えず、絶対切ないラストでしょ～～～～？？って身構えてたのに、突然の通り魔にSATSUGAIされるってどういうことなの……。
いきなり後方から金属バットで殴られたような衝撃やで……。何その展開、酷過ぎるやろがい……(´；ω；`)

また、この襲われる直前、めっちゃおめかししてデートに向かうシチュエーションというのが更に辛さを掻き立てる。人生の絶頂から突き落とすなんて……。

恋に落とすだけ落として死んじゃうとか酷過ぎるって書こうと思ってたのに、これはあまりにもあんまりやで……。
うーん、こんなところで意表を突かれてもなぁ。詰まらなかったわけではないんだが……。

燃：Ｃ　萌：A+　笑：B+　総：Ａ

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