【ラノベ】我が驍勇にふるえよ天地 Vol.7 -アレクシス帝国興隆記-【7巻/感想/ネタバレ】
著:あわむら 赤光 イラスト:卵の黄身
「いざや闘いの儀を始めん!
神よ、ご照覧あれ
神ならざる凡てのものどもよ、刮目せよ
我が驍勇にふるえよ天地!!」
完全に最終回。
2018年4月の新刊。約1年10ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。2年近く続いていた隔月刊行がここにきて遂にストップ。また、本シリーズがスタートしてからはずっと『聖剣使いの禁呪詠唱』と交互に刊行されていたものが今回初めて『アレクシス』2連チャンとなった。
流石に『聖剣使い』の方は次が最終巻ということで、気合入れて書いてるってことかしら。
さて、表紙はレオナートVSダノールという何とも男臭い構図。アドモフ帝都を目指して進軍を続けるアレクシス軍の前に立ち塞がったのは草海の勇者クンタイトであった……。
ここから苦戦に苦戦を重ねて、アドモフへの道は険しく遠い……となるかと思いきや、意外とすんなりと攻略出来てしまったどころか、クンタイト騎兵の一部が仲間になるというサービスまで。アルェー?
アドモフ側もこれからウィラン皇帝が辣腕を発揮して、さぞやレオナートを苦しめるに違いないと思っていたのに、内情を見てみれば予想以上にくしゃくしゃでなぁ。
大アドモフとは一体何だったのか……。戦う相手が旧体制から抜け切れていない軍だったら勝てるということなのか……。
そんな中、皇帝と彼が唯一信頼出来る男ダノールとの友情がアツい。裏切者の一族と蔑まれ続けたダノールが胸を張ってレオナートとの一騎打ちへと出陣する様は最高に盛り上がりましたね。
皇帝が飼っていた暗殺者のお爺ちゃんはいずれまた登場するのかな。
国を懸けた一騎打ち、レオナートVSダノール。誰もが認めざるを得ない手練れ同士の戦いに戦場が震える。しかも、ここでタイトルをぶち込んでくるとか完全に最終章なんだよなぁ……。リアルタイムで読んでたら完結を確信してたぞw
結局、主要キャラは全員生存したか。レイヴァーンの処遇もこれなら死亡退場でなくても納得がいく落とし所かと。本人からしたら堪ったもんではないだろうが。
一方、非道に徹し切れなかったアランもしんどい……(´・ω・`)
歴史書のようなエピローグが物凄く綺麗に〆られていてなぁ。ED主題歌流したくなる。
いやはや、次はどんな相手と戦うことになるのか、まっこと楽しみであるな。
次は2018年6月に『聖剣使い』22巻と新シリーズ『百神百年大戦』1巻、8月に8巻、11月に『百神百年大戦』2巻、2019年1月に9巻、4月に新作『黄昏の騎士団、蹂躙、蹂躙、蹂躙す 』、2020年2月に新作『俺の女友達が最高に可愛い。』。
燃:A+ 萌:A- 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・我が驍勇にふるえよ天地 Vol.6 -アレクシス帝国興隆記-(2017/12)
・我が驍勇にふるえよ天地 Vol.8 -アレクシス帝国興隆記-(2018/08)
著者リンク
・聖剣使いの禁呪詠唱 22巻(2018/06)
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