【ラノベ】少年陰陽師 こごりの囲にもの騒げ【44巻/感想/ネタバレ】

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著:結城 光流 イラスト:あさぎ 桜

「親友などでは、なかったさ」
「……そんな軽々しい言葉で語れるような、その程度のものなんかでは、なかったんだ━━━━」

2014年10月の新刊。約5年8ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。通算44冊目にして道敷編2巻。ばちくそ積みましたが何か?
サブタイの「囲」は「かこみ」と読みます。

さて、ようやく目覚めた晴明。しかし年齢のこともあり、万全とは到底言えない様子で十二神将達も気が気でない。何かもう、生きてるだけでも奇跡、みたいな扱いになってきてる……。

都に漂う陰気は尽きることなく、昌浩の周辺でも蝕まれている人々が増えてきた。その中でも敏次殿が一際ヤバそう。最近、この人、出て来る度に咳しかしてねぇぞ……。
流石に今回の章から出て来たキャラでもないし、死なないよな……?

全編通して沈みがちな気分の中、勾陣に枕にされているもっくんが数少ないほっこりポイントだろうか。
晴明は年を重ねるにつれて太陰の事を妹→娘→孫と感じるようにシフトしていっているらしい。やはり外見年齢に認識が強く引っ張られるってことかね。

次は2015年3月に『留めの底にわだかまれ』、7月に『朽木のひずみに群れ集え』、11月に『かたしろの翅を繰り紡げ』、2016年7月に『そこに、あどなき祈りを』、8月に『いつか命の終わる日が』、11月に『境の岸辺に甦れ』、2017年4月に『こたえぬ背に哭き叫べ 』、10月に『けがれの汀で恋い慕え 』、11月に『現代編・近くば寄って目にも見よ 』、2018年10月に『おどみの殿でこころざせ 』、12月に『現代編・遠の眠りのみな目覚め』、2019年10月『まじなう柱に忍び侘べ 』。

燃:A- 萌:A- 笑:B- 総:A

シリーズリンク
少年陰陽師 招きの音に乱れ飛べ(2014/07)
少年陰陽師 留めの底にわだかまれ(2015/03)

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少年陰陽師 こごりの囲にもの騒げ (角川ビーンズ文庫)

角川ビーンズ文庫

Posted by お亀納豆