【映画】コードギアス 反逆のルルーシュⅢ 皇道【感想/ネタバレ】
「願いとはギアスに似ていないか」
2018/05/26公開。
いよいよ最終章。OPは2期の後半OP『WORLD END』か。まぁ、最後のOPはこれしかないか。
今回はTURN17辺りから。尺は2時間20分程度なので前2作に比べて圧縮量は控えめか。明らかに話跳んでるやん!って部分は無かったか。
これまでずっと黒の騎士団を率いてきたルルーシュが彼等と決別し、スザクと手を組んで覇道へと進んでいく。その中で明らかになる皇帝と母マリアンヌの認め難い真実と、まぁメンタルを痛めつけてくること痛めつけてくること。
冷静に相手を追い詰めてくるシュナイゼルの恐ろしさよ。皇帝みたいな判り易い敵と違って、敵なのか味方なのか正しいのか正しくないのかが理解らないところが怖い。
そんなシュナイゼルを殺すのは惜しいということで、ギアスによってゼロに仕えさせる形に落とし込むが。でもギアスキャンセラーの技術がある以上、生かしておくの危険じゃないか?
まぁ、最終的にルルーシュが退場する計画である以上、その穴を埋めるブレインが必須ではあるのだが……。
フレイヤを抑え込むタイミングで1期後半の名ED『モザイクカケラ』をブッコんでくるのズルいな。選曲から漏れたのか~残念と油断させておいてこれである。
これ流れるとすげーしんみりした気分になるのよね……。そのくせ、シーン的にはアツい場面でもあるのでオイシイとこ取りかよ。
ルルーシュとナナリーが対峙するシーンでも挿入歌が。最終決戦を哀しく彩っていて、これまた辛い……。
紅蓮は可翔式の大した活躍の場も無いままに聖天八極式にパワーアップ。はちゃめちゃな軌道で飛び回って敵を撃墜していく姿はどこか禍々しくて格好良いよね。
ランスロットアルビオンとの激闘もアホみたいなクオリティでなぁ。ランスロットっていうかスザクは回し蹴りが好きなんだろうか。事ある毎にあのアクションをやってる気がするな?
黒の騎士団の旗艦である斑鳩のオペレーターのお姉さん、こっそり可愛いのズルいな。ノースリーブがえっちじゃん。
どうでもいいけど、ルルーシュ、コンタクトの付け外しのスピード速過ぎじゃんね……。しかもどこに仕舞ってるんだろう。衛生面大丈夫……?
生存したシャーリーはいくらか新規カットが用意されているし、最後のルルーシュへの語りをカレンと一緒にやらせてもらっている。
またジェレミアと一緒に何かを運び込んだらしいのだが……?
ルルーシュが実は生きてるんじゃないか論争を巻き起こしたエピローグは違う形に変更されており、C.C.単独のシーンになっている。
この辺は新作映画に繋げるための変更ですね。
いやぁ判り切っていたことだけどメンタルぐちゃぐちゃになるな……。兄の真意を知ったナナリーの慟哭がほんとキツい……(´;ω;`)
総評
そんなわけで新作映画に繋がる『コードギアス 反逆のルルーシュ』総集編三部作でした。
おおよそ半年ちょい掛けて公開されたのね。
テレビシリーズを視聴していた身としてはおさらいとして最適だが、これを見ればテレビシリーズは見なくてOKとは思ってほしくないなぁ。やっぱり1話1話感情移入しながら見てほしいよねぇ。
とにかく各キャラの選択や決断が胸に刺さってくる。誰に感情移入しても何らかの辛い感情を与えられるというか。
一方で出て来るキャラみんなの顔が良いので、そういった満足感もある。ルルーシュの端正な顔立ちよ……。
おーっと久し振りに『コードギアス』熱が燃え上がってまいりましたぞ~。近い内に新作映画もチェックしたいですね。
燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:S+
シリーズリンク
・コードギアス 反逆のルルーシュⅡ 叛道(2018/02)
・コードギアス 復活のルルーシュ(2019/02)
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