【小説】いつものBarで、失恋の謎解きを【感想/ネタバレ】
著:大石 大(だい) 表紙イラスト:カスヤ ナガト
「SMAPって、空気みたいな存在なのかもね。唐川君の言うとおり、当たり前のように存在してるけど、いなくなると途端に苦しくなって、うまく呼吸ができなくなる、みたいな」
双葉社2021年5月刊行物。約2週間半の積み。小説推理に掲載された作品をまとめた連作短編集。
新聞で心理学を使って失恋の理由を解き明かす作品と紹介されていたので気になって買いました。
表紙のオシャンティな雰囲気すこすこ。
三十路の主人公、綾はいきつけのバーのママに上手くいかない恋愛を愚痴る。過去の恋愛の失敗談を語っていると、近くで飲んでいた男性が失恋の理由は他にあったのではと言い出して……。
新聞では心理学というところにポイントを置いた紹介だったが、同時に90年代から現在に至るまでに起こった大きな災害や事件、流行歌が取り上げられており、なつけぇ!なっつけぇ……!となる。
ただ、その要素必要か?という気持ちになっちゃったのも事実。ミステリとして読むのか90年代を懐古する目的で読むのかによって印象が分かれるかもしれない。
個人的にはもうちょっと心理学の方向に踏み込んでほしかったかな。
ライトミステリとしては単純過ぎず複雑過ぎず程良い塩梅だったのではないかと。俺のおつむレベルには合ってましたね。
燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A
イラストリンク
・文庫版 植物図鑑(幻冬舎文庫、2013/01)
・チョコレート・コンフュージョン(2016/02)
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